光回線
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enひかりLiteとは?基本情報やメリット、おすすめできる人の特徴を解説

「光回線を利用したいけれど、料金が高くて迷っている」という方もいるのではないでしょうか。

そのような方には、「enひかりLite」がおすすめです。

「enひかりLite」であれば、回線混雑時の速度は少し遅くなりますが、低価格で光回線を利用できます。

この記事では、enひかりLiteの基本情報や料金、キャンペーンなど、enひかりLiteを検討している方向けに知っておきたい情報をご紹介します。

enひかりLiteとは

enひかりLiteとは

「enひかりLite」とは、株式会社縁人が提供する価格重視でインターネットを使いたい方向けのサービスです。

NTT東日本とNTT西日本が提供する「フレッツ光回線」を用いた光コラボとなっています。

enひかりLiteの基本情報

ここでは、enひかりLiteの基本情報を紹介します。

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最大通信速度 上り/下り:最大1Gbps~設備状況により最大100Mbps
契約期間 縛りなし

理論上の最大通信速度は上り/下り最大1Gbps~最大100Mbpsまでで、混雑時*は速度が低下するものの、混雑時以外は超低価格で快適に光回線を利用できるのが特徴です。

また、混雑時であっても、検索・メール・SNSがメインであれば混雑時も影響を受けません。

「映像サービスやオンラインゲームを常に快適に使いたい」という方でなければ、ストレスなく通常の光回線と同じようにインターネットを利用できます。

※一般的に、都市部や夜間21時~23時は通信速度が遅くなりやすいとされています。(参考:総務省「情報通信白書」

enひかりLiteの対応エリア

2023年4月時点のenひかりLite提供エリアは東京都と大阪です。

今後は対象エリアが拡大される予定なので、利用できるエリアは広がっていきます。

とはいえ、現在、東京都や大阪府に住んでいて他県に引っ越す予定がない方であれば気にする必要はないでしょう。

これから東京都や大阪府への引っ越しを検討している方にもおすすめです。

enひかりLiteの料金

enひかりLiteの料金

ここでは、enひかりLiteの各種料金をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

enひかりLiteの料金プラン(月額料金)

enひかりLiteの料金プランは以下のようになっています。

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タイプ 月額料金
enひかりLiteマンションタイプ(MAP-E) 3,270円
enひかりLiteファミリータイプ(MAP-E) 4,370円
v6スタンダード(オプション) 630円

※価格はすべて税込

enひかりのマンションタイプが3,520円(税込)、戸建てタイプが4,620(税込)なので、比較するとenひかりLiteの料金プランはさらに安くなっていることがわかります。

enひかりLiteのオプション料金

enひかりLiteの主なオプションの料金は以下のとおりです。

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オプション名 月額料金
enひかり電話基本 550円
enひかり電気 390円
enひかりサポート 550円
enひかりテレビ 825円
enひかり固定IP(利用不可) 770円
enひかりtransix(利用不可) 198円
enひかりv6プラス(利用不可) 198円
enひかりXpass(利用不可) 198円
enひかりVPN 550円
enひかりWi2 300 398円

※価格はすべて税込

※ONU以外に終端と装置をレンタルする場合は別途レンタル費用が発生します。

※enひかりLiteのご利用にはv6プラス対応のルーターが必要です。また、ここには掲載してありますが、固定IPやv6プラス、Transix、Xpassのオプションご利用できません。

■監修者コメント

enひかりLiteはIPv6 IPoE方式によるIPv6インターネット接続とIPv4 over IPv6にてIPv4インターネット接続が可能なプロバイダ料金が含まれており、IPv4PPPoE接続はできません。そのため、v6プラスオプションが自動で適用されているような形のプランになっているものと推察されます。よって、無線LANルーター大特価キャンペーンの申し込み要件であるv6プラス申し込みを行なっていない場合でも、同キャンペーンの利用が可能となっているようです。enひかりLiteにIPv6対応のルーターは必須となるため、この機会に購入した方がお得でしょう。

enひかりLiteのその他費用

そもそもenひかりを契約する際の初期費用(契約事務手数料)として、3,300円(税込)が発生します。

また、フレッツ光回線からenひかりへ転用する場合、および他の光コラボサービスからenひかりへ事業者変更をした場合には、2,200円(税込) の転用事務手数料がかかります。

enひかり契約後に他の光コラボ事業者へ乗り換える場合、事業者変更番号払い出し手数料として、3,300円(税込)が発生するため覚えておきましょう。

工事費用については以下のとおりです。

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工事費用
工事担当者が自宅に伺い、新たに配線したり既存の設備を使い接続したりする場合 2,200円〜16,500円 
工事担当者が自宅に伺い、宅内の配線設備などをすべて再利用する場合 8,360円
工事担当者が自宅に伺わずに、宅内の配線設備などを再利用する場合 2,200円

なお、土日祝日に工事を実施する場合、土日祝日加算工事費として3,000円(税込3,300円)が加算されます。

enひかりLiteをお得に利用するキャンペーン

enひかりLiteをお得に利用するキャンペーン

ここでは、enひかりLiteの利用者に向けて提供されているお得なキャンペーンについて紹介します。

まずは、enひかりおよびenひかり「v6プラス」を申し込んだ方に限定され*ますが、無線LANルーター大特価キャンペーンです。

例えば、NECプラットフォームズ社製のIPv6対応無線LANギガビットルーターが、大特価キャンペーン価格の1,100円(税込)で購入できます。

送料については全国一律880円(税込)が発生するものの、大変お買い得な価格で無線LANルーターを購入できるチャンスです。

ただし、キャンペーン期間中であっても在庫がなくなり次第、早期に終了する場合があるため注意しましょう。

次に、enひかりの月額割引サービスである「勝手に割り」も活用できます。

enひかりLiteを含むenひかりユーザーの方で、以下のサービスの利用者限定で月額110円(税込)が割引かれるため、該当利用者の方は通信費用全体の節約につながるでしょう。

  • KDDI株式会社が提供する「UQ mobile」を利用している
  • 株式会社NTTドコモが提供する「ahamo」を利用している
  • KDDI株式会社が提供する「povo」を利用している

なお、enひかり「勝手に割り」にはほかにも適用条件があるため、詳しくは公式サイトなどを確認しましょう。

※監修者:enひかりLiteに関しては、v6プラスオプションが利用できませんが、すでに料金プラン内にそれに相当するサービスが内包されているため、申し込みなしでも大特価キャンペーンに参加できるものと思われます。

enひかりLiteのメリット

enひかりLiteのメリット

enひかりLiteのメリットをまとめると以下のとおりです。

  • 料金が安い
  • 契約期間の縛りがない

enひかりLiteの最大のメリットは料金の安さです。

enひかりLiteマンションタイプ(MAP-E)は3,270円(税込)に設定されているため、格安料金でインターネットを利用できます。

加えて、enひかりLiteには2年契約などの契約期間の縛りや、解約手数料がありません。

もし、使い勝手に満足できなければ、いつでも解約が可能です。

enひかりLiteのデメリット

enひかりLiteのデメリット

一方、enひかりLiteのデメリットは以下のとおりです。

  • 混雑時に快適に使えない
  • 提供エリアが限定されている

まず注意しなければいけない点は、混雑する時間帯において速度が低下する可能性があることです。

enひかり自体の商品設計は、ADSLサービスからの乗り換えを想定しているため、通信速度を求める方には向いていません。

時間帯を気にしてインターネットを利用しなければならないため、人によってはストレスに感じてしまうはずです。

また、enひかりLiteの提供エリアは2023年4月時点では東京都と大阪府のみなので、エリア外に住んでいる方やエリア外で利用を検討している場合は注意しましょう。

enひかりLiteがおすすめの人の特徴

enひかりLiteがおすすめの人の特徴

enひかりLiteがおすすめできる方の特徴は、以下のとおりです。

  • たまにしかインターネットを使わない方
  • 昼間などピークタイム以外に利用予定の方
  • インターネットにかかるコストを削減したい方

enひかりLiteは大変お得なサービスですが、ピークタイムには通信速度が落ちてしまう特徴があります。

そのため、インターネットの利用頻度が少ない方や、ピークタイム以外に使用される方にぴったりなサービスです。

利用の仕方がenひかりLiteの特徴とマッチする方であれば、コストを抑えてインターネットを楽しめるので魅力的なプランといえます。

enひかりLiteが向いていない人の特徴

enひかりLiteが向いていない人の特徴

一方で、enひかりLiteが向いていない方の特徴は以下のとおりです。

  • ピークタイムにインターネットを利用する予定の方
  • 大容量の通信が必要な方
  • 東京都や大阪府以外にお住まいの方

インターネットの利用頻度が高く、夕方から夜間の時間帯などのいわゆる「ピークタイム」に快適に使用したい方にはenひかりLiteは不向きです。

時間帯を気にせずにインターネットを利用できる、「enひかり」を利用した方が利便性に優れます。

もし、大容量の通信が必要な方であれば、10Gbpsの「enひかりクロス」がおすすめです。

また、対象エリアが東京都と大阪府の2つしかないため、それ以外の地域にお住まいの方はそもそも利用することができないため注意しましょう。

enひかりLiteの申込み方法

enひかりLiteの申込み方法

enひかりLiteの申込み方法を、現在のフレッツ光などの利用状況ごとに紹介します。

フレッツ光または他社光コラボレーションモデルを利用中の場合

フレッツ光または他社光コラボレーションモデルを利用中の場合は、以下の手順で進めます。

1.「転用承諾番号」または「事業者変更承諾番号」を取得

NTT東日本・NTT西日本から「転用承諾番号」、光コラボレーション事業者から「事業者変更承諾番号」を取得します。

両番号は、現在契約している光回線サービスのWebサイトまたは電話で取得が可能です。

※enひかりLiteを申し込む前に番号の取得が必要です。番号の有効期限は15日間となっているため、取得したらなるべく早めに申込み手続きを行うようにしてください。

2.申込みフォームに入力

取得した転用承諾番号または事業者変更承諾番号などを申込みフォームに入力します。

氏名・連絡先・住所・希望するサービス・支払い方法なども入力しましょう。

3.手続き完了

申込みフォームに入力した後2営業日以内にenひかりカスタマーセンターから申し込み確認および工事日調整の連絡があります。

この電話が申込みの最終確認となり、確認後に転用日または事業者変更日などが決定されます。

現在フレッツ光を利用中でない場合

現在、フレッツ光を利用中でない場合は以下の手順で行います。

1.申込みフォームに入力

氏名・連絡先・住所・希望するサービス・支払い方法などを申込みフォームに入力します。

2.申込み内容の確認

申込みフォーム入力後2営業日以内にenひかりカスタマーセンターより、申込み確認と工事日調整の連絡があります。

電話で申込みの最終確認が行われ、確認後工事日などが決定されます。

3.本人確認書類の確認

電話番号などで本人確認ができない場合、必要に応じてenひかりカスタマー担当より本人確認資料の確認を求められるケースがあります。

その場合には本人確認書類(免許証・保険証・パスポート・住民票など)をenひかりカスタマーセンターまで送付しましょう。

4.光回線の開通手続き

enひかりからNTT東日本・NTT西日本へ開通に必要な手配が実施されます。

場合によっては工事が必要な場合があります。

enひかりLiteを解約するときの手順

enひかりLiteを解約するときの手順

enひかりLiteを解約する際の一般的な手順は以下のとおりです。

  1. 解約の電話をかける

    カスタマーセンターに電話して、enひかりLiteを解約したいことを伝えましょう。撤去工事が必要になる場合には、同時に実施日の調整が行われます。

  2. 撤去工事に立ち会う

    撤去工事が実施される場合には、立ち合いが必要です。作業時間の目安は約30分~1時間です。

  3. レンタル機器を返却する

    郵送でレンタルしていた機器を返却しましょう。例えば、ホームゲートウェイ・ONU・電源アダプターなどの返却が必要です。無線LANルーターを借りていた場合は合わせて返却が必要ですので忘れないようにしましょう。

enひかりLiteととくとくBB光miniはどちらがよい?

enひかりLiteととくとくBB光 ミニはどちら

ここまで、enひかりLiteの特徴を解説してきました。

低額から利用できる同様のインターネットサービスとしては、「とくとくBB光mini」も人気です。

とくとくBB光miniはGMOインターネット株式会社が提供しているサービスで、2023年2月に新プランとして誕生しました。

GMOとくとくBB光よりもさらに安い価格が特徴ですが、混雑する時間帯以外ではGMOとくとくBB光と同じ速度で利用することができます。

ただし、ピークタイムに関してはenひかりLiteと同様に速度の低下が生じる可能性があるので、サービス特性をよく理解しておく必要があるでしょう。

下表にenひかりLite、とくとくBB光miniの特徴をそれぞれまとめたので、比較してみましょう。

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enひかりLite とくとくBB光mini
ピークタイム 速度が低下する可能性あり 速度が低下する可能性あり
ファミリータイプ(戸建て) 4,370円 4,400円
マンションタイプ 3,270円 3,300円
契約期間の縛り なし なし
工事費用 必要 実質無料
キャンペーン 無線LANルーターが特価で購入可能など  全員に5,000円キャッシュバック

他社から乗り換えで50,000円キャッシュバック

※価格はすべて税込/キャッシュバックに関しては不課税

どちらのサービスも価格帯や契約期間の縛りがない点などが似ています。

しかし、とくとくBB光miniの場合、他社から乗り換え時に適用される最大50,000円(不課税)のキャッシュバックがあるため、初年度月額実質800円(税込)*~で利用できるのは大きなインパクトがあると言えるでしょう。

加えて、高額となりやすい工事費用に関しても、とくとくBB光miniでは契約期間中は分割払い相当分が月額利用料金から値引きされます。

36ヶ月継続すると工事費用実質0円で利用可能です。

サービス内容としてはenひかりLite、とくとくBB光miniともに似ているものの、キャッシュバックなどのキャンペーンや工事費用の負担などを考慮すると、とくとくBB光miniの方がお得にインターネットを楽しめるのでおすすめできます。

※マンションタイプで他社乗り換え特典を適用して、月額利用料金の1年間の総額からキャッシュバックを差し引いた1ヶ月あたりの料金目安

enひかりLiteに関するよくある質問

enひかりLiteに関するよくある質問

ここからは、enひかりLiteに関してよくある質問に回答していきます。

Q.enひかりLiteは申し込んですぐ使える?

A.enひかりLiteだけでなく、一般的に光回線は申込みからインターネットが開通するまでに、2週間から1ヶ月程度かかることが多いです。

ただし、工事の予約のタイミングなど混雑状況によってはそれ以上の期間がかかる場合もあるため、詳細については事前に確認するようにしましょう。

なお、フレッツ光からの転用、および光コラボサービスからの事業者変更の場合に関しては、約1―2週間で自動的に切り替え手続きが完了するため、工事は不要です。

Q.enひかりLiteからenひかりにプラン変更できる?

A.カスタマーセンターへ連絡すればプラン変更が可能です。ただし、2,200円の変更事務手数料が発生するので注意しましょう。

※ご契約後通常プランへのプラン変更及び通常プランからのプラン変更は2,200円の変更事務手数料がかかります。

引用元:enひかりLite

Q.enひかりLiteの支払い方法は?

A.クレジットカード支払い、または口座振替が可能です。

ただし口座振替を選択の場合、@ビリング(NTT東日本が提供する無料WEB明細サービス)の申込みがないと別途税込220円の振替手数料がかかるため、注意しましょう。

気軽に安くネットを使うなら「とくとくBB光mini」がおすすめ!

とくとくBB光 ミニ

画像引用元:GMOとくとくBB光mini

本記事では、enひかりLiteについて紹介してきました。

enひかりLiteは月額料金が非常に安価となっている一方で、利用する時間帯によっては通信速度が低下する可能性のあるサービスのため、利用の際には十分な注意が必要です。

言い方を変えれば、混雑時間帯以外の利用が多い方に関しては非常におすすめできるサービスと言えるでしょう。

また、似ているサービスとしてGMOインターネットグループ株式会社が提供する「とくとくBB光mini」との比較も紹介しました。

乗り換え時のキャッシュバック特典や、工事費用が実質無料となる点を考慮すると、とくとくBB光miniの方がお得と言えるでしょう。

初期費用を抑えてインターネットを導入したい方には特におすすめです。

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本記事では、「プロバイダー」「プロバイダ」の表記を「プロバイダー」に統一しております。
GreenEchoes Studio代表 河村 亮介
通信費節約の専門家兼「グリーンエコーズスタジオ」の代表として、回線系WEBメディア「GreenWaves」の企画運営執筆を担当。回線系サービスに関する深い知見を活かし、さまざまな媒体にて執筆や監修など活躍中。
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