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事業者変更とは?転用との違いや手続き方法、メリットを徹底解説
光回線の契約において、「事業者変更」や「転用」という言葉を目にしたことがある方も多いでしょう。
しかし、その違いや内容について十分に理解できている方は少ないかもしれません。
この記事では、事業者変更を行う方法やそのメリットなどについて、転用との違いとあわせて解説します。
事業者変更について詳しく知りたいという方は、ぜひ参考にしてください。
- 事業者変更とは
- 事業者変更と間違えやすい転用とは?
- 転用とは
- 事業者変更と転用の違い
- そもそも光コラボとは?
- 事業者変更をするメリット
- 原則として工事不要
- 光電話の電話番号を引き継ぎ可能
- インターネットの利用不可期間なし
- 月額利用料金を安価にすることが可能
- 事業者変更をするデメリットと注意点
- 解約違約金の発生
- 工事費残債の請求
- 月額利用料金の二重請求
- 事業者変更手続きの手順
- 1.事業者変更承諾番号を取得
- 2.乗り換え先の光コラボに申し込む
- 3.パソコンなどの設定を乗り換え先のものに変更する
- 事業者変更後に契約していた光コラボは自動解約される
- 事業者変更に最適なタイミングとは
- 乗り換え先の光コラボを選ぶポイント
- 実質の月額料金で選ぶ
- 乗り換えキャンペーンの内容で選ぶ
- 通信速度で選ぶ
- 光コラボの乗り換え先には「GMOとくとく光」がおすすめ
- 事業者変更に関して、よくある質問
- Q.電話番号は使い続けられる?
- Q.ルーターは買い替えが必要?
- Q.事業者変更でプロバイダーはどうなる?
- Q.プロバイダーを変えるメリットは?
- 事業者変更はよく検討してから行おう
事業者変更とは
事業者変更とは、光コラボ(NTT東/西日本が提供するフレッツ光回線を借り受けた事業者による光回線サービス)に加入中の方が、他の光コラボに乗り換えることを指します。
光コラボは、プロバイダーに申し込むことでNTT東西が提供しているフレッツ光回線とそれまで使用していたフレッツ光回線を使用するため、原則として開通工事を必要としません。
また、乗り換えには1~2週間程度の期間を要し、かかる費用は事務手数料3,300円(税込)とされています。
しかし、光コラボ事業者によって乗り換えの期間やかかる費用は異なる場合があるため、詳細な情報については乗り換え先の光コラボ事業者に確認を取りましょう。
また、ここでいう「事業者変更」は、フレッツ光回線を使用した「光コラボ加入者が別の光コラボ事業者へ変更すること」のみを指しています。
「NTT回線以外の回線を使用している事業者」、「ケーブルテレビが提供している回線を使用している事業者」、「電力会社が提供している回線を使用している事業者」など対象にはなりませんのでご注意ください。
事業者変更可能な光コラボの例
- ドコモ光
- ぷらら光
- ソフトバンク光
- ビッグローブ光
- OCN光
事業者変更不可となる光回線事業者の例
- auひかり
- NURO光
- J:COM
- eo光
- メガエッグ光
事業者変更と間違えやすい転用とは?
次に、事業者変更と混同しやすい「転用」について解説します。
転用とは
転用とは、NTTが提供する光回線サービス「フレッツ光」から光コラボに乗り換えることを言います。
こちらも事業者変更と同様に、NTTの光回線設備を使用するため原則として工事は必要ありません。
旧事業者から新事業者への切り替えに関しては、2週間程度かかることがありますが、その期間は旧事業者のインターネットが利用できます。
切り替え後、利用者は何も手続きをすることなく、自動的に旧事業者は解約となる仕組みです。
転用にかかる費用は主に事務手数料の3,300円ですが、事業者によっては解約違約金など、その他の費用がかかる場合もあるため注意しましょう。
事業者変更と転用の違い
事業者変更は加入中の光コラボから別の光コラボに乗り換えることを指す一方で、転用とは加入中のフレッツ光から光コラボに乗り換えることを指します。
いずれも、光コラボに乗り換える点は同じですが、乗り換え前に加入しているサービスが「光コラボ」か「フレッツ光」で手続きが異なります。
なお、転用については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも光コラボとは?
光コラボ(光コラボレーション)とは、NTT東日本とNTT西日本が提供するフレッツ光回線を借り受けた事業者による光回線サービスです。
簡潔に述べると「フレッツ光とプロバイダー事業者によるセット販売」になります。
光コラボが提供される以前、フレッツ光回線を使ったインターネットサービスは、「フレッツ光回線」を提供するNTT東西と、インターネットを利用できるようにする「インターネットサービスプロバイダー」と呼ばれる「回線接続事業者」と別々で契約する必要がありました。
このため、回線利用者にとっては契約先が2種類存在する状態となり、支払いもそれぞれの事業者にしなくてはならず、利用者側の負担は大きくなってしまう状況が存在していたのです。
光コラボレーションがスタートしたことにより利用者は契約先および支払いの一本化が可能となったことで、各事業者が展開する割引サービスなども受けられるようになりました。
現在、光回線の契約は「光コラボ」が主流となっており、光回線の普及に一役買ったといえるでしょう。
参考
事業者変更をするメリット
事業者変更を行うメリットは大きく分けて、以下4つのメリットが挙げられます。
- 原則として工事不要
- 光電話の電話番号を引き継ぎ可能
- インターネットの利用不可期間なし
- 月額利用料金を安価にすることが可能
原則として工事不要
これまで使用していたNTTの光回線設備をそのまま流用するため、基本的に工事は必要ありません。
加えて、工事費も不要になる点はうれしいポイントといえるでしょう。
新規でフレッツ光回線や、独自回線を引き込む場合、高額な工事費用を支払わなければなりません。
また、開通までに1~2ヶ月程度の長い期間を要するため、費用と期間という側面から見ると、乗り換えにあたり工事が必要ないのは大きなメリットといえます。
ただし、ここでお伝えしている「工事不要」は、同一の速度理論値の光コラボへ変更する場合です。
理論値速度が1Gbpsの既存契約から、10Gbpsなど、今まで利用しているサービスよりも高速なものに変更する場合は別途工事が必要となるため注意しましょう。
光電話の電話番号を引き継ぎ可能
光コラボの事業者変更において、既存のひかり電話の番号は、そのまま引き継ぐことができます。
事業者変更は利用中のNTT光回線を流用するため、光電話の電話番号もそのまま、工事不要で使い続けられます。
面倒な手続きも不要で、現在利用中の電話番号を使い続けられるのも大きなメリットといえるでしょう。
2019年7月以前までは、回線の乗り換えに際して電話番号を変更しない場合は、NTTのアナログ回線に戻してから新しい光回線事業者の光電話に変更する「アナログ戻し」という手続きが必要で、これには工事が必要となるため手間のかかる手続きでしたが、制度改正によりこの仕組みは撤廃されました。
インターネットの利用不可期間なし
工事を必要としないため、インターネットが利用できない期間が発生しません。
新しい光コラボ事業者のサービス開始時に少し手続きを行う必要はあるものの、インターネットが使えない空白期間が発生しません。
これは、事業者変更におけるメリットのひとつと言えます。
月額利用料金を安価にすることが可能
一概にすべてに当てはまるわけではありませんが、一般的には光回線とプロバイダーを別々に契約するよりも、光コラボへ切り替えた方が結果的に費用が安価になるケースが多いため、通信費を節約することができます。
支出が減ってもサービス内容に変化がないため、大きなメリットと言えるでしょう。
事業者変更をするデメリットと注意点
事業者変更にはデメリットも存在します。
以下に挙げる主なデメリット3つと対応策を把握しておきましょう。
- 解約違約金の発生
- 工事費残債の請求
- 月額利用料金の二重請求
解約違約金の発生
現在利用している光コラボを解約することになるため、解約違約金が発生する恐れがあります。
多くの場合、2~3年の契約期間となっているため、契約更新期間に解約しない限りは解約違約金が発生すると考えておくとよいでしょう。
解約違約金を発生させないためには、契約更新期間を確認・把握しておき、該当期間内に解約することをおすすめします。
工事費残債の請求
現在利用中の光コラボにおいて、サービス開始当初に工事があった場合、工事費を分割で支払っている方は多いかもしれません。
しかし事業者変更の際にサービスを解約すると、分割で支払っている工事費の残債を一括で請求されます。
解約違約金と合わせると高額になる恐れもあるため、工事費を支払い終わってから事業者変更を行うなど、解約のタイミングは検討しましょう。
月額利用料金の二重請求
月の途中で事業者変更を行うと、以前利用していた光コラボ事業者と、乗り換え先の光コラボ事業者双方から利用料金を請求されることになってしまいます。
この2重請求を防ぐには、利用中の光コラボの締日を待ってから手続きするのがよいでしょう。
事業者変更手続きの手順
ここからは、実際に事業者変更を行う際の手順について解説します。
参考
1.事業者変更承諾番号を取得
最初に行うのは、事業者変更承諾番号(転用承諾番号)を取得することです。
この番号は、現在契約中の光コラボ事業者に連絡することで取得できます。
また、事業者変更承諾番号の取得には、契約者の名前と電話番号が必要です。
申込み後、SMSかメールにて番号が送付されるため必ず控えておきましょう。
なお、事業者変更承諾番号の有効期限は発行日から15日以内とされています。
2.乗り換え先の光コラボに申し込む
事業者変更承諾番号を取得したら、乗り換えを希望する光コラボ事業者に申込みを行います。
オンラインか店舗にて申し込むことができるので、どちらか都合のよい方をお選びいただき、申込み手続きを進めてください。
この際、事業者変更承諾番号を伝えたり、開通日を決めたりします。
また、二重請求などが発生しないよう、現在契約中の光コラボの契約更新時期や締日を確認のうえ、開通日を決めるとよいでしょう。
3.パソコンなどの設定を乗り換え先のものに変更する
新しい光コラボの開通が完了したら、パソコンやルーターの設定を変更する必要があります。
まずは、プロバイダーの変更に伴って契約書などに記載されているアカウントIDやパスワードを確認し、ログイン情報を変更します。
プロバイダーの設定変更が完了したら、ルーター設定やパソコンのOS設定も行い、プロバイダーメールも変更しましょう。
以上で、事業者変更は完了です。
事業者変更後に契約していた光コラボは自動解約される
光コラボのプロバイダーを乗り換えたあとは、それまで契約していた光コラボは多くの場合に自動で解約されるため、特に契約者側で行う手続きはありません。
ただし、乗り換え元の光コラボ事業者からルーターなどの機器をレンタルしている場合は、返却が必要となるので忘れずに行いましょう。
事業者変更に最適なタイミングとは
事業者変更を行う際には、契約中の光コラボにおける解約違約金や、二重請求が発生する恐れがあります。
そのため、そうした費用がかからないタイミングで事業者変更を行うのが最適です。
解約違約金がかからないようにするには、契約中の光コラボにおける契約更新時期に事業者変更を行うとよいでしょう。
この期間における事業者変更に際しては、解約違約金が発生しません。
二重請求が発生しないようにするためには、契約中の光コラボにおける締日を待ってから事業者変更を行うのが得策です。
こうすることで、双方の光コラボ提供事業者から請求が来ることなく、事業者変更を行うことができます。
乗り換え先の光コラボを選ぶポイント
続いて、新しく契約する光コラボの選び方について、3つのポイントを紹介します。
実質の月額料金で選ぶ
まずは、「実質の月額料金」を比較して選んでみましょう。
例えば、後述する「GMOとくとくBB光」は、マンションタイプの実質月額料金が4,252円(税込)と安価に設定されています。
他にも数多くの光コラボが提供されていますが、「実質月額料金」で比較するのがおすすめです。
乗り換えキャンペーンの内容で選ぶ
お得な乗り換え特典を付けている各光コラボ事業者は多くあります。
お得な乗り換えキャンペーンは大変魅力的なので自分に合った特典を付けている事業者に乗り換えるとよいでしょう。
キャンペーンとしては、現在契約している光コラボの解約に伴う解約違約金相当額のキャッシュバックや、高性能機器の無料レンタル、一定期間における月額料金の割引などが挙げられます。
通信速度で選ぶ
3つ目のポイントとしては、提供している光回線の通信速度が速いかどうかが挙げられます。
同じフレッツ光回線を利用しているサービスであっても、利用しているプロバイダーの設備や加入者数などによって、大きく通信速度が異なる場合もあるのです。
こうした「実測値」に関しては、公式サイト上では公表されていないことがほとんどとなっているため、「みんなのネット回線速度」などのレビューサイトを参考にするとよいでしょう。
また、「IPv6(IPoE)」接続に対応しているかどうかについても確認すべきです。
これは次世代の接続方式で、従来のものよりも混雑時間帯など、通信速度が遅くなる時でも快適な通信を可能にする接続方式となっています。
提供される接続方式が従来のものか、最新のものかで選ぶのも重要なポイントです。
光コラボの乗り換え先には「GMOとくとく光」がおすすめ
ここまで、光コラボの事業者変更について解説してきました。
そのうえで、おすすめの光コラボ事業者はどこなのか、気になる方も多いでしょう。
本記事においてもっともおすすめといえるのが、「GMOとくとくBB光」です。
IPv6対応なので安定した通信速度でインターネットを楽しめるだけでなく、シンプルな料金プランで契約者にとってわかりやすい点も魅力的となっています。
また、高性能Wi-Fiルーターを無料レンタルしており、3年以上ご利用の場合はそのままプレゼントとなる点も魅力的でしょう。
そして、契約期間の縛りがないため、いつ解約しても解約違約金が発生しません。
また、他社からの乗り換えで高額キャッシュバックを受け取れる点も魅力のひとつです。
手軽に、安価で、快適なインターネット利用をしたい方にとって非常におすすめのサービスです。
スクロールできます
契約期間 | 縛りなし |
---|---|
実質の月額料金* | 戸建て:3,961円 マンション:2,946円 |
月額料金 |
【1ギガ】戸建て:4,818円 マンション:3,773円
【10ギガ】戸建て・マンション:5,940円 |
初期費用 | 事務手数料3,300円 |
オプション費用 |
|
解約違約金 | なし |
平均速度 | 下り:360.96Mbps 上り:268.82Mbps |
データ使用量 | 実質無制限 |
支払い方法 | クレジットカード |
セット割の有無 | なし |
事業者変更に関して、よくある質問
最後に、事業者変更手続きにおいてよくある質問に回答していきます。
Q.電話番号は使い続けられる?
事業者変更では、継続して電話番号を使用することが可能です。
Q.ルーターは買い替えが必要?
事業者変更をしたからといって、新たに無線LANルーターなどを交換する必要はありません。
ただし、契約している光回線のスペックに見合わないものだった場合は、買い換えることで速度の改善が見込める可能性があります。
Q.事業者変更でプロバイダーはどうなる?
光コラボにおけるコラボ事業者(プロバイダー)が変更になるので、当然プロバイダーは変更となります。
しかし、契約者側ではプロバイダーの変更設定を行うくらいで他に手続きは必要ありません。
Q.プロバイダーを変えるメリットは?
事業者変更によってプロバイダーが変わることにより、通信速度の改善や良質なサポートを受けられるようになるなどのメリットが想定されます。
また、キャンペーンが適用されれば月額料金を低く抑えたり、解約違約金が還元されたり、といったことも見込めるでしょう。
事業者変更はよく検討してから行おう
この記事では、事業者変更の手続き方法やメリットとデメリットなどについて解説しました。
事業者変更に際しては、自分にとって合っているサービスが提供されているかどうかが見極めるにあたって重要なポイントになります。
料金や通信速度、キャンペーンなどを比較したうえで選んでみてください。
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