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ホームルーター(置くだけWi-Fi)のおすすめは?料金や通信速度を徹底比較【2023年最新】
お得に使えるホームルーターサービスをお探しでしょうか?
以前はソフトバンクエアーがホームルーターサービスの主体でしたが、2021年8月にNTT docomoが「home5Gプラン」をリリースしたことでホームルーターが「固定回線の代用サービス」として再注目されています。
さらに、2022年2月には「WiMAX +5G」が直近3日間の合計パケット通信量超過による速度制限要件を撤廃したため、この3社による競争が激化しているのです。
本記事では最新のホームルーター事情を踏まえて、おすすめのホームルーターサービスについて紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
本記事で紹介する代表的なホームルーターサービス
- UQコミュニケーションズ|WiMAX +5G
- KDDI|auホームルータープラン5G
- NTTドコモ|home5g
- ソフトバンク|SoftBank Air
- ホームルーターとは
- ホームルーターのメリット
- 工事不要で設置するだけでインターネット環境が作れる
- モバイルルーターに比べて電波の受信感度が高い
- 同時接続台数が多い
- ホームルーターのデメリット
- ホームルーターはオンラインゲームには向かない
- 自宅以外では利用できない
- 端末を分割払いにしている場合、中途解約時に端末精算がある
- ホームルーター(置くだけWi-Fi)のおすすめは?
- WiMAX +5G
- 顧客満足度調査で3年連続1位を獲得
- 実質パケット無制限のような感覚で利用可能
- ホームルーターであっても持ち運びが可能
- 固定回線の代わりとして高速通信が可能
- WiMAXホームルーターは月額費用が安い
- auホームルータープラン5G
- UQ WiMAX(ギガ放題プラスホームルータープラン)との違い
- auホームルータープラン5Gの概要
- SoftBank Air
- ソフトバンクエアー(Airターミナル5)の概要
- home 5G(docomo)
- ドコモhome5Gプランの概要
- ホームルーターはプロバイダー選びが重要
- ホームルーターのプロバイダー選びのポイント
- 回線の対応有無
- 契約内容
- 通信速度
- キャンペーンや特典
- プロバイダー実績
- ホームルーターのおすすめプロバイダーは「GMOとくとくBB」
- 月額費用が他社ホームルーターサービスと比較すると安い
- 端末費用が無料/解約時の端末精算がない
- ホームルーターで快適にWi-Fiを利用しよう!
ホームルーターとは
ホームルーターとは、コンセントに電源ケーブルを挿して利用するタイプのデータ通信端末です。
端末が自宅に届いてから、電源ケーブルをコンセントに「挿して置くだけ」ですぐに利用できるため、「挿すだけWi-Fi」や「置くだけWi-Fi」とも呼ばれています。
電波の受信感度を高めるために円筒型や円柱型の場合が多く、モバイルルーターに比べると本体が大きいのが特徴です。
重さや大きさは500mlサイズのペットボトル程度となっているため、持ち運びには適していません。
モバイルルーターよりも本体が大きいことで、電波の受信感度が優れている傾向があります。
加えて、バッテリーではなく電源駆動となっていることもあって、送受信する電波強度もモバイルルーターと比較して強い傾向があるのです。
よって、モバイルルーターよりも速度が速いケースが多くなっています。
最近ではドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、UQコミュニケーションズからホームルーターサービスがリリースされており、どのサービスも実質的にパケット上限がないような感覚で利用できることから、固定回線の代わりとして注目されているのです。
ホームルーターのメリット
ホームルーターのメリットは下記に挙げる3つです。
ホームルーターのメリット
- 工事不要で設置するだけでインターネット環境が作れる
- モバイルルーターに比べて電波の受信感度が高い
- 同時接続台数が多い
工事不要で設置するだけでインターネット環境が作れる
この中で一番大きなホームルーターのメリットは、「工事不要で即日インターネット環境が手に入る」ということでしょう。
ホームルーターとよく対比されるサービスで、固定回線(=光回線やケーブルテレビ回線)があります。これらの固定回線は速度が速く通信の安定性が高い一方で、利用するためには引き込み工事が必要です。
回線を引き込むために工事の立ち会いスケジュールを調整したり、工事業者を自宅に入れたりと非常に多くの手間がかかってしまいます。
加えて、工事着手までの待機時間が1ヶ月以上となることも多く、すぐに開通できないというデメリットがあるのです。
その点、ホームルーターは電源ケーブルをコンセントに挿して置くだけで、インターネットが届いたその日から利用できる点が大きな魅力でしょう。
モバイルルーターに比べて電波の受信感度が高い
また、モバイルルーターに比べると電波の受信感度が高いことから、通信速度も速い傾向にあります。光回線と比べると回線速度や回線の安定性は見劣りしますが、一般的な動画視聴などの用途で使うには十分でしょう。
同時接続台数が多い
モバイルルーターに比べると同時接続台数が多いこともメリットと言えます。
一般的にモバイルルーターの同時接続台数が16台ほどと言われているのに対して、ホームルーターは倍以上の台数の接続が可能とされています。
ホームルーターのデメリット
ホームルーターのデメリットは下記に挙げる5つです。
ホームルーターのデメリット
- Ping値が高いためオンラインゲームには向かない
- 通信速度が安定しにくいためオンラインゲームには向かない
- 自宅以外では利用できない(WiMAXを除く)
- 端末を分割払いにしている場合、中途解約時に端末精算がある
- 通信速度制限となる可能性がある
順に解説していきましょう。
ホームルーターはオンラインゲームには向かない
ホームルーターは基本的にパソコンやPS4/5などのゲーム機器を使ったオンラインゲームの利用には適していません。
オンラインゲームでは高画質な映像をリアルタイムに送受信するため、より高速な通信を必要とするからです。
また、eスポーツなどでは「反応の遅延」が勝敗を左右するケースもあるため、応答速度=Ping値が大きい無線回線サービスはオンラインゲームには適していないのです。
オンラインゲームをメインにインターネット利用を行いたい場合は、固定回線のほうがよいでしょう。
自宅以外では利用できない
ドコモ「home5gプラン」、au「ホームルータープラン5G」、ソフトバンクエアーは自宅以外で利用することが許可されていません。
GPSやIPアドレスが自宅住所に紐づいているため、自宅以外の場所で利用すると通信が停止します。
そもそもホームルーターは基本的には持ち運びに適した形状になっていないため、自宅以外の場所では利用できないと考えた方がよいでしょう。
ただし、UQ WiMAXや販売代理店が提供するWiMAXサービスに関しては、契約住所と紐付けがされていないためホームルーターであっても自宅以外の場所で利用することができます。
端末を分割払いにしている場合、中途解約時に端末精算がある
ドコモ「home5gプラン」、au「ホームルータープラン5G」、ソフトバンクエアーには契約期間がありません。
よって、いつ解約しても解約違約金の請求がないのが特徴です。
一方で、端末費用については「分割払い」を選択していることが多く、分割払いが終わる前にサービスを解約してしまうと、端末残債の精算を求められます。
多くのサービスでは、端末の分割払い分の費用を「〇〇割」という形でサービス提供者側が負担しているため、端末費用が発生していること自体を忘れてしまいやすいです。
特にソフトバンクエアーでは本体が7万円程度と非常に高額となっているため、中途解約時には注意しましょう。
WiMAXに関しては、プロバイダーによって契約期間の有無が異なります。
端末費用もかかる事業者とそうでない事業者があるため、契約前に確認が必要です。
ホームルーター(置くだけWi-Fi)のおすすめは?
ここではホームルーターの代表的なサービスを列挙し、それぞれの特徴を踏まえた上で当サイトがおすすめするホームルーターについて解説していきます。
代表的なホームルーターサービスは下記の4つです。
代表的なホームルーターサービス
- UQコミュニケーションズ|WiMAX +5G
- KDDI|auホームルータープラン5G
- NTTドコモ|home5g
- ソフトバンク|SoftBank Air
WiMAX +5G | auホームルータープラン5G | ドコモhome 5G | SoftBank Air | |
---|---|---|---|---|
利用回線 | WiMAX 2+
au 4g LTE au 5G |
WiMAX 2+
au 4g LTE au 5G |
docomo 4g
docomo 5g |
Softbank 4g LTE
Softbank 4g Softbank 5g |
通信速度 | 下り最大2.7Gbps*1
上り最大183Mbps |
下り最大2.7Gbps*1
上り最大183Mbps |
下り最大4.2Gbps*2
上り最大218Mbps |
下り最大2.1Gbps*3
上り最大838Mbps*4 |
プラチナバンド利用 | オプション対応 | オプション対応 | 標準対応 | 対応なし |
WiMAX +5G
画像引用元:UQ WiMAX
当サイトが最もおすすめするホームルーターサービスがWiMAXです。
WiMAXは2021年4月から「WiMAX +5G」という「WiMAX 2+」の後継サービスがリリースされました。
WiMAX +5Gの特徴は4つあります。
WiMAX +5Gの特徴
- 顧客満足度調査で3年連続1位を獲得
- 実質月間パケット無制限のような感覚で利用可能
- 直近3日間の合計パケット通信量超過による制限が撤廃
- ホームルーターなのに規約上持ち運びも可能
- 固定回線の代わりとして高速通信が可能
- 3つの回線を用いることで幅広いエリアで高速通信が可能
- 他ホームルーターと比較して月額費用が安価
顧客満足度調査で3年連続1位を獲得
UQ WiMAXは株式会社J.D. パワー ジャパンが実施した「2021年ワイヤレスホームルーターサービス顧客満足度調査」で3年連続となる総合満足度1位を獲得しました*。
昨今ではコロナ禍の影響もあり、オンライン会議を主体とした利用が増える中で利用満足度が1位というのは非常に信頼できるサービスと言えるでしょう。
また、WiMAXサービス自体はすべてUQコミュニケーションズ株式会社のサービスに回線品質が準じているため、UQ WiMAXを含めたすべてのサービスで同様の評価をいただいたということになります。
実質パケット無制限のような感覚で利用可能
WiMAX +5Gは、2022年2月から「直近3日間での規定パケット通信量超過による通信速度制限」要件が撤廃され、実質的にパケット無制限のような感覚で利用できるようになりました*。
それまで3日間制限があったために利用しにくかったWiMAXホームルーターですが、この改訂を機に非常に魅力的なサービスへ生まれ変わったのです。
WiMAXホームルーターは、光回線やケーブルテレビなどの実質的にパケット上限がない固定回線の代用としても利用可能となっており、工事不要で即日インターネットを利用することができます。
※一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
ホームルーターであっても持ち運びが可能
WiMAXホームルーターは、紹介する他のサービスと異なり唯一「契約先住所以外でも利用できる」サービスです。
ホームルーター端末自体は500mlペットボトル程度の大きさ・重さとなっているため決して持ち運びに適しているとは言えませんが、帰省時や出張先でも利用できるというのは特筆すべき点でしょう。
固定回線の代わりとして高速通信が可能
WiMAX +5Gからは、既存のWiMAX 2+回線だけでなく、au 4GLTE回線とau 5G回線が標準で利用できるようになりました。
その場所に最適な回線を利用して、WiMAX 2+と比較してより高速通信が可能です。
特にWiMAX 2+では屋内での通信速度が遅いという口コミ評判が目立ちましたが、WiMAX +5GではWiMAX 2+より屋内でつながりやすいau 4G LTE回線が標準で利用できるようになったことで、建物内での通信速度が劇的に改善しました。
理論値速度は下り最大2.7Gbpsとなっていますが、重要なのは実測値です。
回線速度口コミサイト「みんなのネット回線速度」では「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」の通信速度が下り約100Mbps /上り約15Mbpsとなるなど、日常で使う分には申し分ない速度で通信することができます。
また、WiMAX 2+回線だけでなく、au 4GLTE回線とau 5G回線が利用できるようになったことでカバーエリアもより広くなったのもメリットの一つでしょう。
WiMAXホームルーターは月額費用が安い
WiMAXホームルーターは月額通信費用が他社ホームルーターサービスと比較すると安価となっている点も魅力です。
サービス名 | 月額費用 |
---|---|
WiMAX(GMOとくとくBB WiMAX) | 4,158円(税込)*1〜 |
auホームルータープラン5G | 4,620円(税込)*2 |
docomo home5g | 4,950円(税込)*3 |
ソフトバンクエアー | 4,180円(税込)*4 |
このように他社ホームルーターサービスがプロバイダーをほぼ選択できないのに対して、WiMAX +5GではUQ WiMAXを含めた数十社のプロバイダーの中から、より月額費用がお得なプロバイダーを選択できるのです。
auホームルータープラン5G
画像引用元:KDDI株式会社
auホームルータープラン5GはKDDI株式会社(au)が提供するホームルーターサービスです。
サービス内容はUQ WiMAXが提供している「WiMAX +5G」に準じています。
UQ WiMAX(ギガ放題プラスホームルータープラン)との違い
auホームルータープラン5GとUQ WiMAXでは、下記点において違いがあります。
- プラスエリアモードの利用料金が無料(UQ WiMAXは1,100円(税込)/月)
- プラスエリアモードパケット上限が30GB /月(UQ WiMAXは15GB /月)
- 規約上、自宅以外では利用できない
WiMAX +5G同様に実質的にパケット無制限のような感覚で利用できるのは共通していますが、auが提供する規約上、契約先住所以外での利用はできません。
契約期間の設定はありませんが、月額費用はUQ WiMAXギガ放題プラスホームルータープランと比較すると若干高額です。
また、端末が同様のものを使用していても端末代金が4万円程度と非常に高額となっており、中途解約時には端末代金の精算が必要となっている点*は注意すべきでしょう。
※端末を36回の分割払いに設定していた場合
auホームルータープラン5Gの概要
auホームルータープラン5Gの概要は以下の通りです。
対応機種 | Speed Wi-Fi HOME 5G L12
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 |
---|---|
端末費用 | Speed Wi-Fi HOME 5G L12|43,200円(税込)
Speed Wi-Fi HOME 5G L11|39,600円(税込) それぞれ36回分割費用が月々の支払い代金から割引 |
月額料金 | 契約月:4,620円(税込)*1の日割り
1-24ヶ月目:4,620円(税込)*1 25ヶ月目以降:5,170円(税込) |
その他手数料 | 契約事務手数料:3,300円(税込) |
セット割 | auスマートバリュー:月額最大1,100円(税込)/台をauスマホ代金から割引
UQ自宅セット割インターネットコース:月額最大858円(税込)/台をUQmobileスマホ代金から割引 |
データ使用量 | 月間無制限*2 |
プラスエリアモード | 無料 |
契約期間 | なし |
提供プロバイダー | KDDI株式会社のみ |
SoftBank Air
画像引用元:SoftBank
SoftBank Airはソフトバンク株式会社が提供するホームルーターサービスです。
最新端末であるAirターミナル5では 「5G通信」に対応しており、高速通信を実現しています。
月間パケット通信量はWiMAXと同じく「実質無制限のような感覚」で利用できますが、公式サイト上の注釈では利用者の使い方以外の要素で速度制限がかかる可能性が明記されている点は注意が必要です。
サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
特定のエリアでネットワークが高負荷となった場合、該当エリアのお客さまについては、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
月額基本料金(24ヶ月間のキャンペーン割引適用後)については、WiMAX +5Gを提供する「GMOとくとくBB」と類似していますが、端末費用が71,280円(税込)と高額となっています。
契約期間はないため中途解約時の解約違約金の請求は発生しませんが、端末代金の精算が非常に高額になる可能性があるため注意しましょう。
ソフトバンクエアー(Airターミナル5)の概要
ソフトバンクエアー(Airターミナル5)の概要は以下の通りです。
対応機種 | Airターミナル5 |
---|---|
端末費用 | Airターミナル5|71,280円(税込)
それぞれ36回分割費用(1,980円(税込))が月々の支払い代金から割引(月月割) |
月額料金 | 契約月(1ヶ月目):4,180円(税込)*1の日割り
2-24ヶ月目:4,180円(税込)*1 25ヶ月目以降:5,368円(税込) |
その他手数料 | 契約事務手数料:3,300円(税込) |
セット割 | おうち割光セット:月額最大1,100円(税込)/台をソフトバンクスマホ代金から割引
おうち割光セット(A):月額最大1,188円(税込)/台をワイモバイルスマホ代金から割引(家族割サービスなどとの併用不可) |
データ使用量 | 月間無制限*2 |
契約期間 | なし |
home 5G(docomo)
画像引用元:NTT docomo
home5Gプランは、NTTドコモが提供するホームルータープランです。
2021年8月にスタートし、標準で5G通信とプラチナバンドでの通信に対応しており、屋内でもより高速通信が可能となっているのが特徴です。
パケット上限に関してもWiMAX +5G同様に明記されておらず、実質パケット無制限のような感覚で利用できるサービスとなっています。
ただし、月額費用はこれまで紹介してきた4社の中で最も高額となっており、端末費用に関してもWiMAX +5Gと比較すると高い点には注意が必要でしょう。
ドコモhome5Gプランの概要
ドコモhome5Gプランの概要は以下の通りです。
対応機種 | HR01 |
---|---|
端末費用 | HR01|39,600円(税込)
それぞれ36回分割費用(1,110円(税込))が月々の支払い代金から割引(月々サポート) |
月額料金 | 契約月(1ヶ月目):4,950円(税込)の日割り
以降:4,950円(税込) |
その他手数料 | 契約事務手数料:3,300円(税込) |
セット割 | home5Gセット割:月額最大1,100円(税込)/台をドコモスマホ代金から割引 |
データ使用量 | 月間無制限*1 |
契約期間 | なし |
ホームルーターはプロバイダー選びが重要
ここまで、代表的なホームルーターサービスについて紹介してきました。
インターネット回線サービスは回線を提供する事業者と、インターネットへの接続を行う事業者とが存在し、インターネットへ接続する事業者は「プロバイダー(Internet Service Provider=ISP)」と呼ばれます。
これまでに紹介してきたホームルーターサービスを取り扱っているプロバイダーの一覧表を見てみましょう。
取り扱いプロバイダー | 回線事業者 | |
---|---|---|
WiMAX +5G | UQコミュニケーションズ株式会社
GMOインターネットグループ株式会社 など |
UQコミュニケーションズ株式会社 |
auホームルーター5G | KDDI株式会社 | KDDI株式会社 |
SoftBank Air | ソフトバンク株式会社
株式会社グッド・ラック |
ソフトバンク株式会社 |
home 5G | 株式会社NTTドコモ | 株式会社NTTドコモ |
このように、ほとんどのホームルーターサービスが回線事業者と同一なのに対して、WiMAXに関しては複数のプロバイダーから提供されているのです。
回線品質は同様でも、プロバイダーが異なれば当然、提供するサービス料金やサポート体制が大きく異なります。
よって、WiMAXホームルーターに関してはプロバイダー選びが非常に重要となっているのです。
ホームルーターのプロバイダー選びのポイント
ここではホームルーターのプロバイター選びのポイントについて説明していきます。
WiMAX以外のホームルーターサービスに関してはプロバイダーを選ぶ選択肢はほとんどありませんが、WiMAXと共通して参考になる点が多くあるので読み進めていってください。
プロバイダー選びのポイントは下記の5つです。
プロバイダー選びのポイント
- 回線の対応有無
- 契約内容
- 通信速度
- キャンペーン・特典
- プロバイダー実績
回線の対応有無
まず注目すべき点は「利用したい回線に対応しているか」ということです。
各社ホームルーターが対応している回線について、概要で紹介した表を用いてもう一度確認しましょう。
WiMAX +5G | auホームルータープラン5G | ドコモhome 5G | SoftBank Air | |
---|---|---|---|---|
利用回線 | WiMAX 2+
au 4g LTE au 5G |
WiMAX 2+
au 4g LTE au 5G |
docomo 4g
docomo 5g |
Softbank 4g LTE
Softbank 4g Softbank 5g |
通信速度 | 下り最大2.7Gbps*1
上り最大183Mbps |
下り最大2.7Gbps*1
上り最大183Mbps |
下り最大4.2Gbps*2
上り最大218Mbps |
下り最大2.1Gbps*3
上り最大838Mbps*4 |
プラチナバンド利用 | オプション対応 | オプション対応 | 標準対応 | 対応なし |
ここで注目すべき点は「プラチナバンドに対応しているかどうか」です。プラチナバントに対応していることで、屋内での繋がりやすさに影響します。
WiMAX +5G/auホームルータープラン5Gは「プラスエリアモード」というオプションを利用することで、月間15GB(auホームルーター5Gの場合は30GB)までプラチナバンドが利用可能です。
一方、ソフトバンクエアーはプラチナバンドに対応していません。
また、唯一ドコモhome 5Gプランのみが標準でプラチナバンドに対応しています。
プラチナバンドに対応していないからと言って、屋内での通信速度が利用できないほど遅くなるということはありませんが、より速い通信速度を求めるのであれば「プラチナバンド対応」についてはよく確認しておきましょう。
契約内容
契約内容についても事前によく確認しておきましょう。
特に月額費用や初期費用、契約期間、契約期間がある場合には解約の際の解約違約金についても事前に知っておくと、契約後に後悔することが少なくなります。
また、端末代金の扱いにも注意が必要です。auホームルーター5G、ソフトバンクエアー、ドコモhome 5Gについては月々の端末代金が相殺される形となるため実質的には端末費用がかかりませんが、それは契約している期間のみとなっています。
端末分割払い期間中に解約すると、相殺していた割引分がなくなるため、高額な端末費用の精算が必要となるので注意が必要です。
サービス名 | 月額費用 | 端末費用 | 契約期間 | 解約違約金 | 解約時端末精算 |
---|---|---|---|---|---|
WiMAX +5G(GMOとくとくBB) | 4,158円(税込)〜 | 無料 | 3年間 | あり*1 | なし |
auホームルーター5G | 4,620円(税込)〜 | 43,200円(税込) | なし | なし | 1,200円(税込)×残月数*2 |
ソフトバンクエアー | 4,180円(税込)〜 | 71,280円(税込) | なし | なし | 1,980円(税込)×残月数*2 |
home 5G | 4,950円(税込) | 39,600円(税込) | なし | なし | 1,100円(税込)×残月数*2 |
通信速度
ホームルーターを選ぶうえで、どれくらいの通信速度を必要としているかも重要な判断ポイントです。
「みんなのネット回線速度」を参考に各社ホームルーターサービスの実測値を見ていきましょう。
サービス名 | 下り速度 | 上り速度 |
---|---|---|
WiMAX +5G*1 | 97.78Mbps | 14.88Mbps |
auホームルーター5G*1 | 55.18Mbps | 9.15Mbps |
ソフトバンクエアー*2 | 91.08Mbps | 8.49Mbps |
home 5G | 199.74Mbps | 20.68Mbps |
このように測定結果を見ると、home 5Gプランが最も速く、ついでWiMAX +5Gとソフトバンクエアーが並ぶ形となっているのがおわかりいただけるでしょう。
home 5Gのみ標準でプラチナバンドが利用できるため、速度が速い傾向にあると推察できます。
ただし、YouTubeの4K動画の視聴推奨速度が下り20Mbpsとなっていることを考えると、通常の動画視聴などの用途であればそこまで高速通信は必要ではありません。
通信可能エリアについても4つのサービスは人口カバー率99%以上となっているため、つながりやすさに差異はほとんどないでしょう。
利用したいサービスや同時にインターネット通信を行う人数によっても必要とする速度が異なってくるため、あなたのニーズに見合ったサービスを選ぶことが重要です。
キャンペーンや特典
申込み時に実施しているキャンペーンや特典で選ぶというのも一つの方法です。
各社が実施していることが多いキャンペーン
- 端末費用分割代金分を割引
- キャッシュバックキャンペーン
- スマホとのセット割
- 解約違約金負担キャンペーン
特に、現在他社のインターネットサービスを契約しており、解約の際に解約違約金がかかってしまう場合には「解約違約金負担キャンペーン」を実施しているサービスがおすすめです。
WiMAX +5Gのプロバイダーである「GMOとくとくBB」では、他社から乗り換え時に発生する解約違約金を最大49,000円(不課税)までキャッシュバックしてくれるキャンペーン*を開催しているのでぜひチェックしてみてください。
※2022年6月21日時点の情報。変更している可能性があるため詳細は公式サイトでご確認ください。
プロバイダー実績
最後にプロバイダーの運用実績も確認しましょう。NTTドコモ、au、ソフトバンクに関しては大手3大キャリアとなっているため、信頼性は抜群です。
注意したいのがWiMAXプロバイダーを選ぶ際です。WiMAXに関しては他サービスと異なり、WiMAXプロバイダーの選択ができます。
回線品質はすべて同等となっているため、プロバイダーの違いはサポートの違いと言っても過言ではないでしょう。
そういった意味では運用歴が長いプロバイダーほど安心できると言えます。
「GMOとくとくBB」は20年以上の歴史があるプロバイダーのため、安心してご利用いただけるでしょう。
ホームルーターのおすすめプロバイダーは「GMOとくとくBB」
ここまで、各社ホームルーターサービスの違いやホームルーターの選び方についてご説明してきました。
以上を踏まえて当サイトがおすすめするホームルーターサービスは「WiMAX +5G」です。その中でも「GMOとくとくBB」での契約をおすすめします。
GMOとくとくBB WiMAXをおすすめする理由
- 月額費用が他ホームルーターサービスと比較すると安い
- 端末費用が無料/解約時の端末精算がない
月額費用が他社ホームルーターサービスと比較すると安い
GMOとくとくBB WiMAXと他社ホームルーターサービスの月額費用を比較してみましょう。
契約内容のセクションで載せた表を再度ご確認ください。
サービス名 | 月額費用 | 端末費用 | 契約期間 | 解約違約金 | 解約時端末精算 |
---|---|---|---|---|---|
WiMAX +5G(GMOとくとくBB) | 4,158円(税込)〜 | 無料 | 3年間 | あり*1 | なし |
auホームルーター5G | 4,620円(税込)〜 | 43,200円(税込) | なし | なし | 1,200円(税込)×残月数*2 |
ソフトバンクエアー | 4,180円(税込)〜 | 71,280円(税込) | なし | なし | 1,980円(税込)×残月数*2 |
home 5G | 4,950円(税込) | 39,600円(税込) | なし | なし | 1,100円(税込)×残月数*2 |
このように、4つのサービスの中では月額費用が最も安価となっていることがわかります。
WiMAXのプロバイダー同士を比較した場合についても「GMOとくとくBB」がお得と言えますが、詳しくは下記の記事をチェックしてみてください。
端末費用が無料/解約時の端末精算がない
また、端末費用に着目すると、GMOとくとくBBだけが「無料」となっていることがわかります。
他社も割引施策で端末分割代金分を値引きしていますが、中途解約時には高額な端末残債の支払いとなることが多いです。
GMOとくとくBBも中途解約時では解約違約金こそかかるものの、解約時期によってはほかのホームルーターサービスと比較すると解約時の支払い総額が安価となるケースが多くあります。
ホームルーターで快適にWi-Fiを利用しよう!
以上、おすすめのホームルーター(置くだけWi-Fi)サービスについて解説してきました。あなたに最適なサービスは見つかったでしょうか?
最近では自宅で過ごす時間も増えており、「在宅勤務」や「テレワーク」といった勤務形態も珍しくなくなってきました。
回線の安定性を求めるのであれば固定回線の方が優れていますが、実際のところ固定回線ほどの回線速度や安定性を求められる場面はそう多くありません。
Zoomなどを用いたオンライン会議も上り・下り4Mbps 程度の速度で十分快適に利用することができます。
ホームルーターであれば工事不要で届いたその日からインターネットが利用可能で、引っ越しの際も回線撤去工事も不要で登録先住所を変更するだけという手軽さも魅力の一つです。ぜひ、ホームルーターの利用を検討してみてくださいね。