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マンションのWi-Fiが遅いときの対処法|原因についても解説
「マンションのWi-Fiが遅くて困っている」「すぐにできる対処法を知りたい」というようなお悩みをお持ちの方は、多いのではないでしょうか。
マンションのWi-Fiが遅くなる原因はさまざまです。
そのため原因と対処法を知らないと、なかなか改善できずストレスが溜まります。
そこで本記事では、マンションのWi-Fiが遅くなる原因と対処やタイプ別の契約方法などを解説します。
本記事を読めば、現在マンションのWi-Fiが遅くてストレスを抱えている方は、解決方法がわかります。
加えて今よりも高速通信ができる方法も紹介していますので、インターネットをサクサク使用したい方は、ぜひ最後までお読みください。
- マンションのWi-Fiの速度が遅くなる原因
- 同じ周波数帯を利用する機器と電波干渉を起こしている
- 接続している端末が多い
- Wi-Fiルーターと端末の間に障害物がある
- Wi-Fiルーターの置き場所が悪い
- Wi-Fiルーターや端末そのものに問題がある
- ひとつの回線に対して利用する世帯が多すぎる
- マンションのWi-Fiが遅いときの対処法
- Wi-Fiルーターと機器の距離を近づける
- 機器を再起動する
- ルーターを再起動する
- 接続している端末の数を減らす
- 周波数帯を変更する
- 有線での接続を試す
- 混雑しない時間帯にWi-Fiを利用する
- 【タイプ別】マンションにおけるWi-Fiの契約方法
- インターネット完備のマンションの場合
- インターネット対応のマンションの場合
- インターネット未対応のマンションの場合
- マンションでWi-Fiを利用する方法
- Wi-Fiの速度の目安
- Wi-Fiの速度の測り方
- マンションでWi-Fiをストレスなく使いたいなら「GMOとくとくBB WiMAX」がおすすめ
マンションのWi-Fiの速度が遅くなる原因
マンションのWi-Fiの速度が遅くなる原因は、主に以下の6つです。
- 同じ周波数帯を利用する機器と電波干渉を起こしている
- 接続している端末が多い
- Wi-Fiルーターと端末の間に障害物がある
- Wi-Fiルーターの置き場所が悪い
- Wi-Fiルーターや端末そのものに問題がある
- ひとつの回線に対して利用する世帯が多すぎる
マンションのWi-Fiが遅くなっている原因は複数考えられるので、順番に確認していき、遅くなっている原因を特定することが重要です。
ひとつずつチェックしていきましょう。
同じ周波数帯を利用する機器と電波干渉を起こしている
Wi-Fiと同じ周波数帯を利用している機器と電波干渉を起こしていると、通信速度が低下する場合があります。
多くの電化製品の中には、Wi-Fiで利用している周波数帯域と近似している電波を発しているものもあるため、これらの電波と混線することで、通信速度が低下してしまう可能性があるのです。
通常、Wi-Fiなどの周波数は電波干渉を起こしにくくするために「チャンネル」ごとに分割されているので、電波干渉による速度低下は起きにくいとされています。
しかしWi-Fiと電化製品のチャンネルが近くなってしまうと、まれに通信速度が低下してしまうケースもあるようです。
接続している端末が多い
ルーターには、同時接続上限数が設定されています。
上限を超えてしまうと、通信速度が低下する可能性があるため注意しましょう。
特にモバイルルーターの場合では、同時接続台数上限が5台程度となっている場合もあるため、確認が必要です。
代表的な接続台数の目安は、以下のとおりです。
- モバイルルーター|5台から10台
- ホームルーター|10台から30台
- 無線LANルーター|30台以上 など
Wi-Fiルーターと端末の間に障害物がある
Wi-Fiルーターとスマホなどの端末の間に壁や家具などの障害物があると、通信の妨げになります。
通信速度が低下していると感じる場合は、間に障害物がないか確認してみましょう。
Wi-Fiルーターの置き場所が悪い
Wi-Fiルーターの置き場所に問題があるケースも存在します。
Wi-Fiは電波を発して端末と通信を行っているため、電波が届きにくい場所や障害物などがあると、速度が低下する可能性が高いです。
また床に直接置いたり水回りに置いたりする場合も、Wi-Fiの速度低下に影響すると言われています。
Wi-Fiルーターや端末そのものに問題がある
そもそも、Wi-Fiルーターや端末に問題がある可能性も考えられます。
通信速度が低下した場合は、一度Wi-Fiルーターや端末を再起動してみましょう。
改善しないのであれば、以下のふたつが原因である可能性が高いです。
- 利用している光回線は「IPv6」だが、Wi-Fiルーターが対応していない
- Wi-Fiルーターの周波数帯域が、接続している光回線のスペックに対応していない
回線とWi-Fiルーターの両方が対応していないと、混雑による速度低下の影響が少ない「IPv6」を利用できません。
また、速度1Gbpsを出すためには、Wi-Fi5以上に対応している必要があります。
ひとつの回線に対して利用する世帯が多すぎる
マンションの場合、配線の方式によっては、1本の回線を全世帯で共有しています。
1本の配線をマンションの住人同士で分け合っているため、使用人数人が多いと回線が混雑し、速度が低下してしまうのです。
特に、世帯数の多いタワーマンションや団地などは、注意が必要です。
また、古い集合住宅では、光回線を引き込んではいるものの、各部屋までの通信ケーブルが電話線(メタル線)を用いている「VDSL方式」を採用していることが多く、この場合は物理的に回線速度が出ません。
加えて、同時に利用する人数が多いほど速度が低下しやすい傾向があるため、どうやっても速度が改善しない場合もあるのです。
こうした場合は、集合住宅のインターネット回線ではなく、ホームルーターを用いた方が高速通信できる可能性があります。
マンションのWi-Fiが遅いときの対処法
マンションのWi-Fiが遅いときは、以下の7つの対処法を試してみましょう。
- Wi-Fiルーターと機器の距離を近づける
- 機器を再起動する
- ルーターを再起動する
- 接続している端末の数を減らす
- 周波数帯を変更する
- 有線での接続を試す
- 混雑しない時間帯にWi-Fiを利用する
ひとつずつ、ポイントを解説します。
Wi-Fiルーターと機器の距離を近づける
Wi-Fiルーターと接続したい機器の距離を、物理的に近づけてみましょう。
Wi-Fiルーターと機器の距離を近づけるのが難しい場合は、双方の間に障害物がないかを確認し、できるだけ導線に物を置かないようにするのがポイントです。
Wi-Fiルーターと機器の距離を近づけたら、改めて速度を確認してみてください。
機器を再起動する
Wi-Fiルーターにつないでいる機器を再起動するだけで、通信速度が改善される場合があります。
スマホやパソコンなどは、使い続けると熱を持ってしまい、動作が鈍くなります。
動作が遅いと、Wi-Fiルーターの速度を改善しても効果がありません。
通信速度が低下すると、Wi-Fiルーターが原因だと考えてしまいがちです。
しかし接続機器のほうに原因があるケースも存在するため、一度確認してみるとよいでしょう。
ルーターを再起動する
機器の再起動で改善されなければ、Wi-Fiルーターが原因の可能性があります。
接続する機器と同様にWi-Fiルーターも長時間使用すると、ソフトウェア側に問題が発生し速度が低下する場合があるためです。
Wi-Fiルーターの電源を一度切ってから、再起動しましょう。
万が一Wi-Fiルーターが熱を持っている場合は、電源を切ったらしばらく放置して、冷めてから再起動することがポイントです。
またWi-Fiルーターだけでなく、接続不良などのケースも存在します。
再起動とあわせて接続ケーブルに問題がないかも確認すると安心です。
LANケーブルを抜き差しするだけで、通信速度が改善する可能性があります。
接続している端末の数を減らす
Wi-Fiルーターに接続している端末が多い場合は、数を減らしましょう。
方法は、使わない端末のWi-Fi接続をオフにするだけです。
オフにしたら、通信速度が改善されているか確認してみてください。
周波数帯を変更する
インターネット回線の周波数帯には、5GHzと2.4GHzの2種類が存在します。
5GHzの特徴は以下のとおりです。
- ほかの無線との干渉が少なく通信が安定している
- 障害物に弱く、長距離通信には向いていない
一方で、2.4GHzの特徴は以下のとおりです。
- 障害物に強く遠くまで電波が届く
- 電波干渉に弱く通信が不安定になりやすい
一般的にWi-Fiルーターの配置に問題がなければ、5GHzのほうが高速通信に適しています。
しかし5GHzは障害物に弱いため、1階と2階や離れた部屋と通信する場合は、2.4GHzのほうがおすすめです。
設定方法は、通信機器のWi-Fi設定画面で切り替えられます。
ただし使用しているWi-Fiルーターによっては、どちらかの周波数帯しか対応していない場合もあります。
また、お使いのスマホが古い場合は、最新の通信規格に対応しておらず、5GHz帯域自体が利用できない場合もあるため、注意しましょう。
有線での接続を試す
一般的に通信速度は、無線より有線のほうが安定しやすいです。
有線で接続すると、Wi-Fiルーターと機器の間にある障害物や電波干渉の影響を受けにくくなるからです。
有線で接続できる場合は、切り替えると通信速度が安定するでしょう。
ただし有線で接続する際は、ケーブルの規格に注意が必要です。
光回線の理論値通信速度の相場である「1Gbps」に対応するためには、CAT6以上の規格のケーブルを選択するようにしてください。
混雑しない時間帯にWi-Fiを利用する
マンションの場合は、なるべく混雑しない時間帯にWi-Fiを利用しましょう。
一般的に、利用者が増加する夕方〜夜間や休日は回線が込み合い、通信速度が低下する可能性が高いです。
混雑する時間帯は、いったんWi-Fi接続でのスマホやパソコンの使用を控えることもひとつの手です。
【タイプ別】マンションにおけるWi-Fiの契約方法
マンションにおけるWi-Fiの契約方法は、タイプによって異なります。
詳しくは、以下の表を参考にしてみてください。
スクロールできます
回線の契約者 | 特徴 | |
---|---|---|
インターネット完備のマンション | 管理者 |
|
インターネット対応のマンション | 入居者 |
|
インターネット未対応のマンション | 入居者 |
|
インターネット完備のマンションの場合
インターネット完備のマンションは、入居前に回線やプロバイダー契約が済んでいます。
管理会社と賃貸契約を行えば、入居後すぐにインターネットの利用が可能です。
物件によっては、モデムやルーターが部屋に設置されている場合もあります。
メリットは、入居者側で契約手続きが不要な点です。
無料ですぐにインターネットを利用できるのも、嬉しいポイントでしょう。
一方デメリットは、自分で回線やプロバイダーを選べない点です。
また以前契約していたプロバイダーのメールアドレスを利用している場合は、使用できなくなります。
インターネット対応のマンションの場合
インターネット対応のマンションは、建物の共有部分の工事が済んでおり、接続環境が整備されています。
メリットは、自分でプロバイダーを自由に選べる点です。
マンションに対応した回線であれば、現在使用中のプロバイダーも継続して利用できます。
デメリットは、自分で契約手続きを行う必要がある点です。
とはいえ回線工事は必要ないため、手続きや利用開始までの期間は短いでしょう。
ただし、プロバイダーが選べる条件として、引き込まれている光回線が「フレッツ光回線」である必要があります。
それ以外の独自回線やケーブルテレビ回線では、プロバイダーを選ぶことができないため注意が必要です。
インターネット未対応のマンションの場合
インターネット未対応のマンションの場合、回線設備が用意されていません。
集合住宅の場合、光回線を引き込むためには集合住宅単位での加入が必要となるケースがほとんどとなっているため、管理会社に相談する以外に方法はないでしょう。
管理会社の許可が降りなければ当然引き込むことはできません。
個別に自分の部屋にだけ「戸建プラン」として引き込む方法もありますが、現実的ではないでしょう。
インターネット未対応のマンションでインターネットを行いたい場合は、WiMAXなどのホームルーターを契約するのが現実的な選択肢となるケースが多いです。
マンションでWi-Fiを利用する方法
マンションでWi-Fiを利用する方法は、以下の表を参考にしてみてください。
スクロールできます
月額料金 | 工事の有無 | 特徴 | |
---|---|---|---|
光回線 | 普通~高め | 有 |
|
ホームルーター | 普通 | 無 |
|
モバイルWi-Fi | やや安い | 無 |
|
テザリング | 安い | 無 |
|
光回線は、月額料金が高めで工事も必要ですが、そのぶん通信環境が安定しています。
リモートワークなど、家でパソコンを使用する頻度が高い方におすすめです。
ホームルーターは据え置き型のため、工事不要ですぐに使用できます。
また最大接続数が多いため、大家族などは便利でしょう。
モバイルWi-Fiは、コンパクトで持ち運びができる点がポイントです。
出張や旅行が多い方におすすめです。
テザリングは、スマホの電波を利用して、パソコンなどのほかの接続機器でインターネットを行う方法を指します。
スマホさえ持っていれば簡単に使用できるため、試しに利用してみるのもよいでしょう。
Wi-Fiの速度の目安
Wi-Fiの速度目安は、以下の表を参考にしましょう。
スクロールできます
速度の目安 | |
---|---|
ネットサーフィン | 1~10Mbps |
動画視聴 | 5~25Mbps |
Web会議 | 1~10Mbps |
オンラインゲーム | 〜100Mbps |
通信速度がもっとも必要なのは、動画視聴です。
とはいえ使用する端末や閲覧サイトなどによって、必要な速度は異なります。
詳しくは以下の記事をご確認ください。
Wi-Fiの速度の測り方
Wi-Fiの速度は、通信速度測定サイトにアクセスすることで簡単に確認することができます。
計測したい回線を接続した状態で、ブラウザを開き、「スピードチェック」と検索することで多くのサイトが見つかるでしょう。
代表的なサイトは以下の通りです。
- Google(インターネットスピードテスト)
- Fast.com
- BNRスピードテスト
- Speedtest by Ookla
- みんなのネット回線速度「みんそく」
それぞれの特徴や使い方については、以下の記事をご確認ください。
マンションでWi-Fiをストレスなく使いたいなら「GMOとくとくBB WiMAX」がおすすめ
画像引用元:GMOとくとくBB WiMAX
マンションでWi-Fiを快適に使用するには、環境の整備が大切です。
今すぐ実践できる対処法もあるため、本記事を参考に試してみましょう。
ただし、マンションで契約している光回線の通信速度が遅い原因は、マンション自体が契約している光回線そのものに問題がある場合や、入居者が同時に利用することに起因しているなど、自身ではコントロールが難しいものとなっているケースも多くあります。
そういった場合は、マンションの回線設備にも、入居者の利用時間帯にも影響されないホームルーターの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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