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Wi-Fiの速さをテストで測定!インターネット速度の目安やスピードが遅い時の対処法も解説

光回線やモバイルルーター・ホームルーターなどのWi-Fiを契約したものの、「どうにもインターネットが遅い」と感じた経験がある方はいると思います。

中には、いざ使い始めてから疑問を抱く方もいます。スマホやパソコンでオンラインゲームを楽しみたい方にとって、回線速度は重要な問題です。

実は、インターネット回線の速度は自分で測ることができ、また速度の遅さを解消できる可能性もあります。

この記事では、お使いの機器を用いた速度の計測方法と利用シーン別の回線速度の目安、インターネット速度が遅いときの原因と対処法を解説します。 この記事を参考に、ぜひインターネット回線の通信速度を測ってみてください。

Wi-Fiの速さを測定するには?

Wi-Fiの速さを測定するには?

インターネット回線の通信速度は、スピードテストツールを使用して計測できます。 速度チェッカーとも言われており、Googleなどで検索するとさまざまなサイトで公開されているツールが出てくるはずです。

このツールは、通信速度を計測したいインターネット回線に接続した状態で回線速度WEBツールをお使いのブラウザで開くことで、現在の通信速度がどれくらい出ているか診断できるようになっています。

機能はリリースされているものによってさまざまですが、アップロード速度を示す「上り」とダウンロード速度を示す「下り」の2種類は、ほぼすべてのスピードテストツールで測ることが可能です。 詳しいチェック方法は以下のとおりです。

Wi-Fiの速度テストの手順

Wi-Fiの速度テストを行う手順は次のとおりです。大前提として、スマホやパソコンなどデバイスが計測したい回線に接続されているかを確認してください。

  1. 使用したいスピードテストチェッカーを検索し、テストを実施
  2. 上りの速度と下りの速度を順番に測定
  3. Wi-Fiスピードの測定結果を確認する

測定するツールによって、テスト方法や計測方法が若干異なります。また、パソコンでもスマホでも同様に計測できますが、速度測定をおこなうツールによってはスマホに対応していないこともあるため注意が必要です。

速度測定ができる「スピードチェックツール」4選

Wi-Fiの速度測定をおこなえるツールは複数ありますが、代表的なものを4つ掲載しておきます。

サイト・アプリによって測定値が異なるため、スピードテストをする際は、2〜3つのサイト・アプリを利用するようにしましょう。

Wi-Fiスピードチェックツール

Google(インターネットスピードテスト)については、Googleの検索窓に「スピードテスト」「Speedtest」「wifi 速度測定」「wifi 速さ 測定」等と入力するとそのままテストができるツールです。

回線速度を表す単位

スピードテストを行っても、回線速度を示す単位がわかっていなければ、速いのか遅いのかがわかりません。以下に、回線の速度を示す単位と意味を一覧にまとめました。

単位 意味
bps 1秒間に1ビットのデータ転送ができる状態
Kbps 1秒間に1キロビットのデータ転送ができる状態

1Kbps=1,000bps

Mbps 1秒間に1メガビットのデータ転送ができる状態

1Mbps=1,000Kbps

Gbps 1秒間に1ギガビットのデータ転送ができる状態

1Gbps=1,000Mbps

Tbps 1秒間に1テラビットのデータ転送ができる状態

1Tbps=1,000Gbps

「bps」は「bit per second(ビット・パー・セカンド)」の略であり、読み方はビーピーエスです。一覧表で下に行くほど速度が速くなり、逆に上に行くほど遅くなります。

よくある間違いとして、「1Kbpsは1秒間に1KBのデータ転送ができている」と思う方がいます。これはバイト(Byte)とビット(Bit)を間違えた結果生まれた誤解です。混同しないようにしましょう。

インターネット回線速度の上り・下りとは

もうひとつ押さえておきたいのが、上りと下りの速度です。それぞれ指しているものが異なるため、しっかりと区別しておきましょう。

上りの回線速度とはアップロードの速さ

「上り」とは、データを送信する側、つまりアップロードに適用される速さです。この数字が大きいほど、データのアップロードが速くなります。

メール送信や写真やビデオの投稿、ビデオ通話をする際に重要になる数字です。頻繁にメールやSNSで他人と連絡をとる人、在宅ワークなどで資料や画像を共有する機会の多い人は、特に意識したほうがよいものになります。

下りの回線速度とはダウンロードの速さ

一方の「下り」は、データを受け取る側、つまりダウンロードに関係する速度です。日頃から動画を視聴したり、オンラインゲームを楽しんだりする人は、下りの数値が重要になります。

テレビCMなどで「下り最大〇Gbps」と大々的に言われている背景には、アップロードよりもダウンロードでインターネット回線を使用する方が多いためです。ゲームや動画視聴に影響が出ているのであれば、下りの数値を調べてみましょう。

インターネット回線速度の目安

回線速度の目安

回線速度の目安は、使用するデバイスとその利用目的によって変わります。以下で、スマホ・パソコンと、インターネット回線の速さが重要と言われるオンラインゲームにおいて目安となる回線速度について解説します。

スマホを使う場合

スマホの場合は、以下のシチュエーションを想定して、各種サービスを快適に利用するためにはどのくらいの通信速度が必要なのかをまとめました。

目的 上り・下り 必要な回線速度の目安
メール・メッセージの受信 下り 128Kbps~1Mbps
メール送信・SNSへの投稿 上り 1Mbps
SNSへの写真投稿 上り 3Mbps
SNSへの動画投稿 上り 10Mbps
動画や音楽の再生 下り 0.7Mbps~20Mbps

写真や動画を投稿する場合は、そのデータのサイズや画質によって大きく変動します。 例えばYouTubeの動画視聴を4Kでする場合、最大で20Mbpsが必要になってしまいます。スマホで快適にインターネットを楽しむには、上り・下りともにそれなりの通信速度が必要なのです。

パソコンを使う場合

続いてパソコンを使用する場合です。リモートワークやオンライン授業の増加で、利用する機会が増えていると思います。 快適に利用できる、具体的な回線速度の目安は次のとおりです。

目的 上り・下り 必要な回線速度の目安
リモートワーク(zoomを利用したグループ会議など) 上り・下り 画面共有なし:上り・下りとも2.5Mbps 画面共有あり:上り・下りともに50~150Kbps
オンライン授業(オンデマンド方式またはzoomを利用したリアルタイム方式) 下り オンデマンド:2.5~5Mbps リアルタイム:2.5Mbps
オンライン飲み会(zoom利用) 下り 下り:30Mbps
ウェブサイトの閲覧 下り 1Mbps~25Mbps
動画・映画のストリーミング再生(高画質) 下り 20Mbps(YouTube)

リモートワークやオンライン授業では、下りの数字が大きくなりがちです。 スマホからでもできないことはありませんが、スマホそのもののスペックの関係で通信が追いつかない可能性もあります。データ通信量の大きなものに関しては、パソコンを使用するとよいでしょう。

オンラインゲームで遊ぶ場合

オンラインゲームの場合は、通信速度に加えて「ping(ピング)値」も重要です。ping値はサーバー間の情報伝達にかかる時間のことで、ゲームの反応速度に直結します。FPSのような瞬時の判断が求められるゲームでは、よりping値が重要となります。

ゲームのジャンル 必要な回線速度の目安 ping値
RPG 30Mbps 50ms以下
シューティングゲーム 30Mbps 30ms以下
FPS・TPS・対戦アクション 30Mbps~100Mbps 15ms以下
カード・パズル・テーブルゲーム 1Mbps 100ms以下

瞬発力を必要としないカードゲームやパズルゲームの場合、回線の速さやping値がゲームの勝敗に関係することはあまりありません。 しかし、先述のとおりコンマ1秒の単位での動作が求められるゲームでは、最低でも30Mbpsはほしいところです。ping値も少なければ少ないほど、有利にゲームを展開できます。

インターネット速度が遅いときの原因・対処法

インターネット速度が遅いときの原因・対処法

固定回線に接続された無線LANの回線速度が遅いと感じた場合、次のいずれかの原因が考えられます。

  • ルーターに問題がある
  • 接続が不安定
  • ファームウェアが古い
  • Wi-Fiの通信規格が古い

以下ではそれぞれの対処法について解説していきます。

ルーターに問題がある場合は再起動・再接続

ひとつめは、ルーターに問題がある場合です。前日までは問題なかったのに、今日は「速度が遅い」と感じる場合はこの可能性を疑いましょう。

対処法としては、一度ルーターの電源を切って再起動をする、もしくは通信を切って再接続をしてみることです。ほとんどの場合、再起動や再接続で解決できます。

有線接続に変更

実は、Wi-Fiを使用した無線接続よりもLANケーブルを使用した有線接続のほうが、速度が安定する傾向にあります。障害物などで電波が遮断されてしまう無線通信とは違い、常にルーターと接続されているため、安定した通信になるのです。

ただし、使用するデバイスが有線接続できなければこの方法は使えません。また、行動範囲が制限されてしまう点にも注意が必要です。

最新のファームウェアに更新されているか確認

ファームウェアとは、インターネットやパソコンの周辺機器を動作させるために必要なソフトウェアのことです。このファームウェアが古い状態では、インターネット回線の速度が遅くなってしまいます。

対処法は簡単で、ファームウェアを最新版に更新するだけです。通信速度の改善のほか、セキュリティ性能も上がるため、ファームウェアの更新は常にしておきましょう。

Wi-Fiの通信規格が古い

ルーターなどWi-Fiの通信規格が古い場合、光回線の規格に対応できていない可能性があります。ONUから無線LANに接続されているLANケーブル規格がCAT(カテゴリー)5以下の場合も同様です。

光回線では少なくともCAT5(最大1Gbpsに対応)以上が必要となるので、接続機器を見直す必要が出てきます。

速度制限にかかっていないか確認

モバイルWi-Fiルーターを利用している場合、データ通信やWi-Fi通信には、通信制限がかけられていることがほとんどです。利用者全員が平等に回線を利用できるようにするための措置で、上限に達したタイミングから翌月まで制限がかかります。

対処としては、新たに容量を購入する方法です。通信制限が解除されるまで待つのもひとつの手ですが、すぐに速度制限を解除したい場合は、別途容量を購入しなければなりません。

モバイルWi-Fiの速度測定や、遅い場合の詳しい対処法は下記の記事でも解説しています。 併せてご確認ください。

速度を上げるには乗り換えの検討もアリ

速度を上げるには乗り換えの検討もアリ

上記の手段をひととおり試してみても通信速度が改善しない場合は、利用している光回線が遅い可能性があるため乗り換えを検討してもよいかもしれません。

回線速度を上げる目的で、他への乗り換えを検討するのであれば、GMOとくとくBBが提供する「v6プラン」がおすすめです。次世代インターネット接続サービスと言われており、従来のIPv4やIPv6よりも速度が速くなる可能性があります。

日頃の通信速度に不満を感じている人、そろそろ見直しを考えている人はぜひご検討ください。

回線スピードを確認してWi-Fi生活を快適に

インターネット回線の速度を測定すると、今の通信速度で何ができるのかがわかります。測定値が低いからと何もできないわけではありませんが、快適にインターネットを楽しむのであれば、速度が速いに越したことはありません。

GMOとくとくBBが提供している「GMOとくとくBB」なら、速度が上がって料金もリーズナブルになります。少なくとも、通信速度が上がって損をすることはありません。高速インターネットに乗り換えるなら、GMOとくとくBBをぜひご検討ください。

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本記事では、「プロバイダー」「プロバイダ」の表記を「プロバイダー」に統一しております。
記事監修
GreenEchoes Studio代表 河村 亮介
 
GreenEchoes Studio代表 河村 亮介
 
通信費節約の専門家兼「グリーンエコーズスタジオ」の代表として、回線系WEBメディア「GreenWaves」の企画運営執筆を担当。回線系サービスに関する深い知見を活かし、さまざまな媒体にて執筆や監修など活躍中。
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