- 方法・やり方
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ポケット型Wi-FiのPC (パソコン)接続方法と繋がらないときの対処法を解説
近年、どこでもインターネットを使える「ポケット型Wi-Fi(モバイルWi-Fi)」を導入する人は増えています。
しかし、インターネットを有線で使ってきた人にとっては、「使い方がよくわからない」と悩むこともあるでしょう。
この記事では、デスクトップパソコンやノートパソコンを使う人向けに、ポケット型Wi-Fiとの接続方法を紹介します。PC(パソコン)接続できないときの対処法も紹介しますので、ぜひご覧ください。
- ポケット型Wi-FiとPC(パソコン)の接続方法
- 接続方法はWindowsとMacで違う
- Windowsの場合
- Macの場合
- ケーブルで接続する場合
- USBケーブル
- LANケーブル
- ポケット型Wi-Fiの通信速度が遅い原因と対処法
- 利用場所に問題がある
- 決められたデータ容量を使い切った
- 端末の設定が速度優先になっていない
- ポケット型Wi-FiとPC (パソコン)が繋がらないときの対処法
- ポケット型Wi-Fiを再起動する
- ポケット型Wi-FiとPC (パソコン)の距離を近づける
- 接続している端末の数を減らす
- PC (パソコン)を使うためのポケット型Wi-Fiを選ぶポイント
- PC(パソコン)を使うのに必要な通信速度が出せる
- PC(パソコン)を使うのに必要な通信容量がある
- PC (パソコン)を使うのにおすすめのポケット型Wi-Fi
- ドコモ「Wi-Fi STATION SH-52B」
- au「Speed Wi-Fi 5G X11 NAR01」
- ソフトバンク「Pocket WiFi 5G A101ZT」
- GMOとくとくBB WiMAX
- 楽天モバイル「Rakuten WiFi Pocket 2C」
- PC (パソコン)をポケット型Wi-Fiで使うなら「GMOとくとくBB WiMAX」がおすすめ
ポケット型Wi-FiとPC(パソコン)の接続方法
ポケット型Wi-Fiとパソコンの接続には、「無線LANを用いる方法」と「ケーブルを用いる方法」の2種類があります。
いずれについても、下記が前提条件となるため必ず確認しましょう。
- WindowsまたはMacのパソコンが手元にある
- 契約済みのポケット型Wi-Fiが手元にある
- ポケット型Wi-FiにSIMカードが挿入されている
- ポケット型Wi-Fiに十分なバッテリーが残っている
SIMカードは、ポケット型Wi-Fiでインターネット接続するために欠かせません。
また、バッテリーが少ないと正しく接続できないため、バッテリー残量が十分に足りているかも確認する必要があります。
前提条件の確認が済んだら、無線LANを用いる方法から順番に接続方法を見ていきましょう。
接続方法はWindowsとMacで違う
無線LANを用いてパソコンとポケット型Wi-Fiを接続する場合、SSIDとパスワードが欠かせません。
端末を入手したときのシールなどに記載されていることが多いので、確認しておきましょう。
SSIDとはネットワーク名のことで、パソコン上で自分が使っているポケット型Wi-Fiを見つけるために必要です。
特に外出している時などは周囲にはさまざまなWi-Fiネットワークが存在するため、SSIDがないとどこに接続すべきか判断できません。
また、Wi-Fiネットワークの不正利用を防ぐために、パスワード認証も必要です。
接続するには、ポケット型Wi-Fiの電源を入れ、パソコンからSSIDとパスワードを用いて接続設定を行うという手順をとります。
ただし、WindowsパソコンとMacパソコンでは手順が若干異なるため、それぞれ解説していきましょう。
Windowsの場合
Windowsパソコンでポケット型Wi-Fiに接続する方法は、次の6ステップです。
なお、Windowsのバージョンによっては表示文言が若干異なる場合があります。
WindowsのWi-Fi接続方法・手順
- ポケット型Wi-Fiの電源ボタンを押し、電源を入れます。
- 画面下部右下のタスクバーにあるWi-Fiマークのアイコンをクリックします。
- ネットワーク設定にある「Wi-Fi」をクリックします。これでパソコンのWi-Fi設定は有効です。
- 接続できるネットワークのSSIDが一覧表示されるので、自分のSSIDを探してクリックします。
- 「ネットワークセキュリティキーの入力」を促されるので、パスワードを入力します。
- 「次へ」をクリックします。SSIDのところに「接続済み」と表示されれば、接続成功です。
Macの場合
Macパソコンでポケット型Wi-Fiに接続する方法は、次の6ステップです。
なお、Macのバージョンによっては表示文言が若干異なる場合があります。
Mac OSX MontereyのWi-Fi接続方法・手順
- ポケット型Wi-Fiの電源ボタンを押し、電源を入れます。
- 画面上部右端のメニューバーにあるWi-Fiマークのアイコンをクリックします。
- メニューにある「Wi-Fi」をクリックします。これでパソコンのWi-Fi設定は有効です。
- 接続できるネットワークのSSIDが一覧表示されるので、自分のSSIDを探してクリックします。
- パスワードを要求されるので、パスワードを入力します。
- 「接続」をクリックします。SSIDのところに「接続済み」と表示されれば、接続成功です。
ケーブルで接続する場合
ケーブルを用いてポケット型Wi-Fiとパソコンを繋ぐことで、有線でのインターネット接続も可能です。
有線だと回線の取り回しが若干面倒になりますが、通信の安定性は高まります。
また、接続のためにSSIDやパスワードを用いる必要がなく、セキュリティ上の懸念も少なくなるのです。
ポケット型Wi-Fiとパソコンの接続に使えるケーブルは、大まかに次の2種類です。
- USBケーブル
- LANケーブル
USBケーブル
USBケーブルの場合は充電用ではなく、通信用のケーブルを使用しましょう。ほとんどのポケット型Wi-FiにはUSBポートがあります。
電源を入れたポケット型Wi-FiにUSBケーブルを差し込み、もう一方をパソコンのUSBポートに差し込めば接続完了です。
ただし、クラウドSIM型モバイルルーターなど一部の端末では有線接続機能がないものも存在するため、注意が必要です。
LANケーブル
LANケーブルで接続したい場合は、(ポケット型Wi-FiにはLANポートが存在しないため、)別売りの「クレードル」というアクセサリが必要です。
クレードルはポケット型Wi-Fi専用のスタンドで、充電が行えるだけでなくLANポートも搭載されています。
ポケット型Wi-Fiをクレードルにセットして、LANケーブルでクレードルとパソコンを繋げば接続完了です。
クレードルはすべての端末で用意されているわけではなく、一部の端末のオプションになっているため、有線LANで接続したい方は端末選びに注意しましょう。
ポケット型Wi-Fiの通信速度が遅い原因と対処法
ポケット型Wi-Fiの通信速度が遅い場合に考えられる主な3つの原因と、その対処法について解説します。
- 利用場所に問題がある
- 決められたデータ容量を使い切った
- 端末の設定が速度優先になっていない
利用場所に問題がある
ポケット型Wi-Fiの対応エリア外だと、高速な回線の電波を受け取れず、速度が低下することがあります。
契約しているポケット型Wi-Fiの対応エリアを確認し、エリア内で利用するようにしましょう。
また、周りの電波と干渉を起こしている場合は、場所を変えることで解決するケースもあります。
加えて、高層ビルや建物の内部、地下鉄などの電波が届きにくい場所で利用する場合も速度低下が見られるため、できる限り屋外との距離が近い場所での利用が推奨されるのです。
決められたデータ容量を使い切った
ポケット型Wi-Fiのプランによっては、一定期間内で使えるデータ容量が決められています。データ容量を使い切ると通信制限がかかり、速度が落ちてしまうのです。
「毎月100GBまで」のように月単位が一般的ですが、「1日4GBまで」のように日単位のデータ容量が定められている場合もあります。
データ容量が残っているか確認し、使い切ってしまった場合は通信制限が解除されるまで待ちましょう。
割高にはなるものの、パケットを追加購入することでデータ容量を増やせるプランもあります。
通信制限を気にせず使いたいなら、データ容量が実質的に無制限のような感覚で利用できるプランがおすすめです。
端末の設定が速度優先になっていない
ポケット型Wi-Fiによっては、バッテリー優先などの設定があります。
設定が有効になっていると、速度が低下することもあるため注意が必要です。ポケット型Wi-Fi本体の設定をチェックし、速度優先のモードに切り替えましょう。
ポケット型Wi-FiとPC (パソコン)が繋がらないときの対処法
ポケット型Wi-Fiとパソコンがそもそも接続できない場合、次の対処法を試してみましょう。
- ポケット型Wi-Fiを再起動する
- ポケット型Wi-FiとPC (パソコン)の距離を近づける
- 接続している端末の数を減らす
上記を試しても改善しない場合、プロバイダー側で通信障害などが発生しているケースも考えられます。
プロバイダーの公式サイトなどで状況を確認し、問題が発生している場合は解決するまで待ちましょう。
ポケット型Wi-Fiを再起動する
長時間使い続けたことで熱が溜まり、通信が不安定になるなどのケースも少なくありません。
ポケット型Wi-Fiに何らかの問題が疑われる場合は電源を落とし、しばらくしてから再起動してみましょう。端末の状態がリセットされることで、接続が回復することがあります。
ポケット型Wi-FiとPC (パソコン)の距離を近づける
パソコンとポケット型Wi-Fiの間に障害物がある場合、正しく接続が行えません。
また、強い電波を発する電子機器が近くにあると、電波干渉を起こす場合もあります。
ポケット型Wi-Fiとパソコンの距離を近づけて、周りの環境による影響を少なくしましょう。
周りに多くの干渉物があるなら、利用する場所を変えるのもひとつの手段です。
接続している端末の数を減らす
パソコンやスマホだけでなく、複数のIoT家電などを接続している人もいるでしょう。
さまざまな端末でひとつのポケット型Wi-Fiを共用している場合、接続が不安定になることがあります。
その場合は、同時に接続している端末の数を減らしてみましょう。
同時に接続できる端末数の上限は、端末の取扱説明書やプロバイダーの公式サイトで確認できます。
PC (パソコン)を使うためのポケット型Wi-Fiを選ぶポイント
これからポケット型Wi-Fiを導入するという人もいるでしょう。
ポケット型Wi-Fiにはさまざまな製品が存在し、選び方を間違えると契約してから後悔することになります。
パソコンで快適にインターネットを使うために、ポケット型Wi-Fiを選ぶ2つのポイントを押さえておきましょう。
- 通信速度
- 通信容量
PC(パソコン)を使うのに必要な通信速度が出せる
ポケット型Wi-Fiによって、通信速度は変わります。
必要な通信速度が出せないとパソコン作業に支障が出るため、必ずチェックすべきポイントです。
たとえば、メールの送受信なら1Mbps程度、リモート会議(画面共有あり)なら2~3Mbps程度の通信速度は必要でしょう。
ポケット型Wi-Fiの用途に応じて、必要となる通信速度も異なります。
利用シーンを考慮して、十分な通信速度が出せるポケット型Wi-Fiを選びましょう。
PC(パソコン)を使うのに必要な通信容量がある
前述したとおり、ポケット型Wi-Fiによってはデータ容量が決められています。
データ容量が少ないと通信制限がかかり使いづらくなるため、ある程度の余裕を確保したいところです。
メールの送受信やネットサーフィンに使うだけなら、1ヶ月あたり20GB程度あれば大丈夫でしょう。
一方で、動画を頻繁に再生するようなケースでは、100GB程度ないとデータ容量が足りなくなる恐れがあります。
ポケット型Wi-Fiの用途に合わせて、必要なデータ容量があるか確認しましょう。
PC (パソコン)を使うのにおすすめのポケット型Wi-Fi
ここでは、パソコンで使う人におすすめのポケット型Wi-Fiを5つ紹介します。まずは一覧表にしたので、ぜひ参考にしてください。
スクロールできます
サービス名 | 月額料金 | 最大通信速度 | 対応回線エリア | データ通信容量 |
---|---|---|---|---|
ドコモ(Wi-Fi STATION SH-52B) | 7,315円(税込) ※5Gギガホ プレミア |
4.2Gbps | 4G LTE/5G (ドコモ Xi) |
実質無制限 |
au(Speed Wi-Fi 5G X11 NAR01) | 4,721円(税込)〜 | 2.7Gbps | 4G LTE/5G (au 4G LTE) |
実質無制限 |
ソフトバンク(Pocket WiFi 5G A101ZT) | 5,280円(税込) ※データ通信専用50GBプラン |
2.4Gbps | 4G LTE/5G (ソフトバンク 4G LTE) |
最大50GB |
GMOとくとくBB WiMAX+5G |
2,079円(税込)~ | 2.7Gbps | 4G LTE/5G (au 4G LTE + au 5G + WIMAX2+) |
実質無制限 |
楽天モバイル (Rakuten WiFi Pocket 2C) |
データ利用量により変動 | 150Mbps | 4G LTEのみ (楽天モバイル) |
【楽天回線エリア】実質無制限 【パートナー回線エリア(国内)】5GB |
ひとつずつ、順番に紹介していきます。
ドコモ「Wi-Fi STATION SH-52B」
「Wi-Fi STATION SH-52B」は、ドコモが2021年にリリースしたポケット型Wi-Fiです。
月額料金はやや高く、端末費用も高額となっていますが、理論値の最大速度が4.2Gbpsと高速で、用途を問わず快適に使える魅力があります。
対応エリアは、ドコモの4G LTE/5Gとなるため、大抵の地域で使えるでしょう。通信速度を重視したい人におすすめです。
月額料金 | 7,315円(税込) ※5Gギガホ プレミア |
---|---|
月間パケット上限 | 実質無制限 |
その他手数料 | なし |
割引・キャンペーン | ドコモ光セット割など |
au「Speed Wi-Fi 5G X11 NAR01」
「Speed Wi-Fi 5G X11 NAR01」は、auが2021年にリリースしたポケット型Wi-Fiです。
その名のとおり、5Gをより手軽にするために作られており、「auモバイルルータープラン5G」で利用可能です。
月額料金 | 4,721円(税込)〜* |
---|---|
月間パケット上限 | 実質無制限 |
その他手数料 | なし |
割引・キャンペーン | au Online Shop お得割など |
※「au PAY カードお支払い割」もしくは「2年契約N」適用+「5Gルーター割」適用時の料金
端末のスペックやレビューについては下記の記事で解説しています
ソフトバンク「Pocket WiFi 5G A101ZT」
「Pocket WiFi 5G A101ZT」は、ソフトバンクが2021年にリリースしたポケット型Wi-Fiです。
コストパフォーマンス・性能のバランスがよく、どちらもそれなりに重視したい人におすすめします。
データ通信専用50GBプランなら月々50GBまで使えるため、動画を頻繁に再生する場合などでなければ問題はないでしょう。
そのほか、データ通信専用3GBプランやデータシェアプランなどからニーズに合ったプランを選択できる魅力があります。
月額料金 | 5,280円(税込) ※データ通信専用50GBプラン |
---|---|
その他手数料 | なし |
割引・キャンペーン | 新みんな家族割など |
GMOとくとくBB WiMAX
「GMOとくとくBB WiMAX」は、GMOインターネットグループ株式会社が提供しているポケット型Wi-Fiサービスです。
UQ WiMAXと同一の回線を使用し、5G対応で通信速度が最大2.7Gbpsと高く、データ容量も無制限と性能面で優れています。
ビジネスの会議やプライベートの動画視聴など、用途を問わず快適に利用できるのが大きな魅力です。
「GMOとくとくBB WiMAX」なら端末のレンタル料金が発生しないため、コスト面でもメリットが大きいでしょう。
対応エリアも幅広く、auの4GLTE回線を利用しているため人口カバー率が99%以上となっています。
どこでも快適にWi-Fi通信を利用したい人には、GMOとくとくBBが特におすすめです。
月額料金 | 初月:2,079円(税込)の日割り 1-2ヶ月目:2,079円(税込) 3-36ヶ月目:4,389円(税込) 37ヶ月目以降:4,444円(税込) |
---|---|
その他手数料 | 3,300円(税込) |
割引・キャンペーン | 端末代0円 月額料金値引き プラスエリアモード利用料無料 キャッシュバックキャンペーンなど |
楽天モバイル「Rakuten WiFi Pocket 2C」
「Rakuten WiFi Pocket 2C」は、楽天モバイルが2022年にリリースしたポケット型Wi-Fiです。
データ利用量に応じて料金が変動する特徴があり、あまり頻繁に使わなければ料金を安く抑えられます。
20GB以上使った場合でもリーズナブルなので、コストパフォーマンスを重視したい人におすすめです。
月額料金 | 【~1GB】無料 【1GB~3GB】1,078円(税込) 【3GB~20GB】2,178円(税込) 【20GB~】3,278円(税込) |
---|---|
その他手数料 | なし |
割引・キャンペーン | Rakuten UN-LIMIT VI初めての申込みで Wi-Fi本体代1円など |
PC (パソコン)をポケット型Wi-Fiで使うなら「GMOとくとくBB WiMAX」がおすすめ
パソコンとポケット型Wi-Fiの接続方法を把握することで、場所を問わずインターネットを使えるようになるでしょう。
しかし通信の品質が悪いと、接続が問題なかったとしても使うたびにストレスを抱えることになります。パソコンで快適にインターネットを使うなら、高品質な通信が可能なポケット型Wi-Fiを導入しましょう。
WiMAX +5Gの利用を検討しているのであれば、おすすめは「GMOとくとくBB WiMAX」です。
高速通信が行える上にデータ容量も実質的に無制限のような感覚で利用できるため、ビジネス・プライベートを問わずインターネットを快適に利用できます。
これから契約を考えている場合は、お得なキャンペーンも多く実施している「GMOとくとくBB WiMAX」をぜひお試しください。