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Wi-Fiの速度制限とは?対処法や制限にかからないようにする方法を解説

ポケット型Wi-Fiを使うにあたって、懸念されるのが通信回線の速度制限です。

速度制限にかかってしまったせいで見たいコンテンツが思うように楽しめなくなり、ストレスを感じたという経験を持つ人もいると思います。

本記事では、ポケット型Wi-Fiの速度制限にかからない方法と、かかってしまった場合の対処法について解説します。

さらに、制限なしでポケット型Wi-Fiを使うための方法も紹介しているので、快適なインターネット環境を構築したい人はぜひ参考にしてみてください。

Wi-Fiの速度制限とは

Wi-Fiの速度制限とは

ポケット型Wi-Fiの速度制限とは、一定の期間内で使ったデータ通信量が上限の値を超えると、通信速度が制限されて大幅に低下することを指します。

ポケット型Wi-Fiの速度制限がかかる条件は、2つの場合に分かれます。

1つ目は、月間で使える通信量の上限を超えたときです。

WiMAX +5G「プラスエリアモード」利用時(月間15GB)などが該当します。

2つ目は、3日間といった短期間での大容量のデータ通信により利用上限を超過したときです。

WiMAX 2+で、直近3日間の通信量が合計10GB以上を超えた場合に課される速度制限などが該当します。

外に持ち出して使えるモバイルWi-Fiや、自宅に置いて使えるホームルーターを使う際には、速度制限が設けられていることが多いので注意しましょう。

速度制限が設けられている背景には、ユーザー間で通信帯域の公平性を保つためという理由があります。

一部のユーザーが膨大なデータ通信をおこなうと、ネットワークを占有している状態となり、他のユーザーに割り当てられる通信帯域が確保できなくなってしまいます。

すると、他のユーザーはインターネットにつながりづらくなるため、そういった事態を避ける目的で通信制限が設けられました。

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Wi-Fiのデータ通信量の目安

Wi-Fiのデータ通信量の目安

データ通信量の目安は、パソコンとスマホを利用する場合で違います。

なぜなら、1ページあたりの情報量がパソコンとスマホでは異なるためです。

例として、10GB(10,000MB)を上限としたときの用途ごとの通信量の目安を紹介します。

パソコンの場合
用途(1回あたり容量) 通信量の目安
メールの送受信
(500KB)
約200万通
ネットサーフィン
(0.4MB)
約2.5万回
地図検索
(1.2MB)
約8,300回
YouTube視聴(SD480p)
(495MB/時間)
約20時間

なお、YouTubeは、画質によって視聴できる時間が異なります。

画質 必要速度*1(Mbps) 消費データ量*2(MB/秒) 消費データ量(MB/時) 10GB視聴時間(時間)
SD360p

0.7

0.0875

315

31.7

SD480p

1.1

0.1375

495

20.2

HD720p

2.5

0.3125

1125

8.9

HD1080p

5

0.625

2250

4.4

4K

20

2.5

9000

1.1

※1参考:YouTubeヘルプ

※2消費データ量は1Mbps=0.125MB/secで算出(1GB=1,000MB)

スマホの場合
用途(1回あたり容量) 通信量の目安
メールの送受信
(500KB)
約200万通
ネットサーフィン
(0.2MB)
約5万回
地図検索
(0.7MB)
約1.4万回
LINE音声通話
(18MB/h)
約556時間
LINEビデオ通話
(307MB/h)
約25時間
Skype
(675MB/h)
約14.8時間

ビデオ通話では動画を通じてやりとりを行うので、テキストや静止画に比べて、より多くの通信量が必要となります。

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Wi-Fiの速度制限にかかるとどうなるのか

Wi-Fiの速度制限にかかるとどうなるのか

ポケット型Wi-Fiが速度制限にかかると、通信速度が大幅に落ち込みます。

その結果、スムーズに動画が見られなくなったり、オンライン会議で円滑なコミュニケーションをとるのが難しくなったりします。

WiMAX 2+の制限後の速度は最大1Mbpsとなるため、YouTubeは標準画質での視聴が難しくなる可能性も考えられるのです。

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Wi-Fiに速度制限がかかった場合の対処法

Wi-Fiに速度制限がかかった場合の対処法

ポケット型Wi-Fiが速度制限にかかってしまった場合の対処法は2つあります。

  • ポケット型Wi-Fiの速度制限が解除されるのを待つ
  • 追加でデータを購入する

無料と有料でできる対処法があるので、使い分けるとよいでしょう。

Wi-Fiの速度制限が解除されるのを待つ

速度制限が解除されるまで待つのが、無料でできる対処法です。

1ヶ月に使えるデータ通信量の上限に達してしまった場合は、翌月1日に制限が解除されます。

したがって、月末に速度制限にかかった場合は、比較的短い期間で制限が解除されます。

一方で、短期間に使い過ぎてしまった場合は、翌日に半日~1日程度の制限が課された後に解除されます。

WiMAXの場合は、速度制限となった翌日18時から翌々日の2時までが制限対象です。

データ容量を追加で購入する

データ容量を追加で購入すれば、すぐに通信速度が回復します。

翌月まで待てない、あるいはオンライン会議などが直近に予定されているといった場合に有効です。

ただし、追加で購入すると単位当たりのデータ通信量は割高になる傾向があります。

通信制限にかかってしまうことが多い場合、データ通信量が大きいプランへの変更を検討してもよいでしょう。

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Wi-Fiの速度制限にかからないようにする方法

Wi-Fiの速度制限にかからないようにする方法

ポケット型Wi-Fiにおいて、速度制限にかからないようにするには3つの方法があります。

  • 容量の大きな通信は控える
  • 定期的に通信量を確認する
  • 契約中のプランを見直す

ポケット型Wi-FiでのWi-Fi通信を使い過ぎないことを心掛けると、速度制限を避けられます。

注意していても上限に達してしまう場合は、現在のプランが適切でない可能性があるため、上限の高いプランや他社への乗り換えを検討してもよいでしょう。

容量の大きな通信は控える

ポケット型Wi-Fiを使ってのWi-Fi通信では容量の大きな通信を控えましょう。なぜなら、容量の大きな通信を行うとデータ通信量の上限にすぐに達してしまうからです。

例えば、動画の視聴や大容量のファイルのダウンロードなどが挙げられます。

自宅に光回線のWi-Fiがあるならば、見たいコンテンツをあらかじめ端末にダウンロードしておきましょう。

ポケット型Wi-Fiやホームルーターの通信容量を使わずに済みます。

定期的に通信量を確認する

定期的に使った通信量を確認すれば、残量に応じて使用を控えるなどの対策が取れるので、速度制限を回避できます。

確認するには、契約するポケット型Wi-Fiのインターネットサイトからマイページにログインすると表示されていることが多いです。

あるいは、手持ちのスマホでもどれだけ通信量を使ったかを確認できます。

スマホではアプリごとに使った通信量もわかるので、対策を取りやすいでしょう。

契約中のプランを見直す

制限ありで通信量の上限が大きいプランや、制限なしのプランに見直すことも有効です。

速度制限にかかる頻度が多ければ、現在のプランが適切でない可能性があるからです。

上限を広げると支払う料金は高くなりますが、快適なインターネット環境を構築するには必要な費用になります。

少しでも金額を安く抑えたい人は、他社から乗り換えると適用されるキャンペーンなどを使うとよいでしょう。

例えばGMOとくとくBBは、解約違約金0円で簡単に乗り換えができるキャンペーンを実施中です。

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Wi-Fiの速度制限を気にしたくないなら

Wi-Fiの速度制限を気にしたくないなら

ポケット型Wi-Fiの速度制限を気にせずにインターネットを使うおすすめの方法が2つあります。

  • 光回線を契約する
  • WiMAX +5Gのギガ放題プラスプランを契約する

速度制限にかかる状況が続いて悩んでいる人は、検討してみるとよいでしょう。

光回線を契約する

光回線を契約すれば、速度制限を気にせずにインターネットを利用できます。

光回線とは、プラスチックなどでできた繊維である光ファイバーを使ってデータ通信をする方式です。

電磁波の影響を受けないので、電話回線を使ったインターネットと比べると高速かつ安定した回線が実現できます。

光回線は速度制限のない契約が多く、通信量を気にせずにインターネットを使いたい人に向いています。

なぜなら、一部のユーザーが多くのデータ通信をおこなっても他の人への影響値はあまりなく、速度制限をかける必要がないためです。

ただし、光回線を使うにはあらかじめ回線が引かれていない限りは工事が必要になることは留意してください。

現在、賃貸マンションに住んでいる人は、光回線がすでに引かれているか、引かれていない場合は工事が可能かを管理会社に問い合わせるとよいでしょう。

WiMAX +5Gのギガ放題プラスプランを契約する

光回線の設置が難しい人には、WiMAX +5G対応のギガ放題プラスプランがおすすめです。

従来の「WiMAX +5G」は月間のデータ通信量に上限はなかったものの、3日間で15GBという制限がありました。

しかし、2022年2月1日よりWiMAX +5Gでは速度制限がなくなり、実質無制限のような感覚*で使えるようになったのです。

端末の種類は、外出先で使えるモバイルWi-Fiと、工事が不要で使えるホームルーターの2つがあるので、利用シーンに応じて選びましょう。

速度制限を気にせずにインターネットを使いたいと思っていても、解約違約金が気になって乗り換えを思いとどまる人もいるかもしれません。

お得に乗り換えたい人は、GMOとくとくBBのWiMAX +5Gのギガ放題プラスプランがおすすめです。

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速度制限なしでWi-Fiを使うなら「GMOとくとくBB」

ポケット型Wi-Fiを使ったWi-Fi通信での速度制限は、一定の期間内に使ったデータ通信量が上限を超えた場合にかかります。

制限がかかると大幅に通信速度が低下して、インターネットサイトの閲覧も満足にできなくなります。

追加で費用を払えば通信速度が通常化するサービスもありますが、一定期間待つ必要があるサービスなどさまざまです。

やはり、そういったサービスを利用している場合は日ごろから通信量に気を配る必要があるでしょう。

速度制限を気にせずに、快適なインターネット環境を構築したいならGMOとくとくBBがおすすめです。新規の契約でキャッシュバックがあるなど、お得なキャンペーンが多数揃っています。

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GreenEchoes Studio代表 河村 亮介
通信費節約の専門家兼「グリーンエコーズスタジオ」の代表として、回線系WEBメディア「GreenWaves」の企画運営執筆を担当。回線系サービスに関する深い知見を活かし、さまざまな媒体にて執筆や監修など活躍中。
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