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WiFiの速度測定・スピードテストツール5選!快適な速さの目安や遅い時の対処法も解説
光回線やモバイルルーター・ホームルーターなどのWi-Fiを契約したものの、「どうにもインターネットが遅い」と感じた経験がある方はいると思います。
中には、いざ使い始めてから疑問を抱く方もいます。スマホやパソコンでオンラインゲームを楽しみたい方にとって、回線速度は重要な問題です。
実は、インターネット回線の速度は自分で測ることができ、また速度の遅さを解消できる可能性もあります。
この記事では、ご自宅のWi-Fiの速度をテストするツールについて、下記の5つを紹介します。
※各ツールの該当箇所までスクロールいただけます。
更にこの記事では、利用シーン別の回線速度の目安、インターネット速度が遅いときの原因と対処法も解説しますので、ぜひ快適なネット環境構築にお役立てください。
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- WiFi(Wi-Fi)の速さを測定するには?「スピードチェックツール」5選
- Google(インターネットスピードテスト)
- Fast.com
- BNRスピードテスト 回線速度/通信速度 測定
- Speedtest by Ookla
- みんそく
- Wi-Fiの速度テストをおこなう上での注意点
- 回線速度を表す単位
- インターネット回線速度の上り・下りとは
- 上りの回線速度とはアップロードの速さ
- 下りの回線速度とはダウンロードの速さ
- Wi-Fi(インターネット回線)速度の目安
- インターネット速度が遅いときの原因・対処法
- ルーターに問題がある場合は再起動・再接続
- 有線接続に変更しよう
- 最新のファームウェアに更新されているか確認しよう
- Wi-Fiの通信規格が古い
- 速度制限にかかっていないか確認
- 速度を上げるには乗り換えの検討もアリ
- 回線スピードを確認してWi-Fi生活を快適に
WiFi(Wi-Fi)の速さを測定するには?「スピードチェックツール」5選
インターネット回線の通信速度は、スピードテストツールを使用して計測できます。
速度チェッカーとも言われており、Googleなどで検索するとさまざまなサイトで公開されているツールが出てくるはずです。
このツールは、通信速度を計測したいインターネット回線に接続した状態で回線速度WEBツールをお使いのブラウザで開くことで、現在の通信速度がどれくらい出ているか診断できるようになっています。
機能はリリースされているものによってさまざまですが、アップロード速度を示す「上り」とダウンロード速度を示す「下り」の2種類は、ほぼすべてのスピードテストツールで測ることが可能です。
各ツールの使い方について、詳しく解説していきます。
Google(インターネットスピードテスト)
Google(インターネットスピードテスト)は、Googleの検索窓に「スピードテスト」「Speedtest」「wifi 速度測定」「wifi 速さ 測定」等と入力するとそのままテストができるツールです。
検索窓に「スピードテスト」と入力して検索します。
※画像クリックでGoogleの検索結果に飛びます※
「速度テストを実行」のボタンを押すと、使用しているインターネットの上りと下り回線速度、および「非常に高速」などの評価が表示されます。
Fast.com
Fast.comに接続すると、現在の下りの回線速度が表示されます。
「詳細を表示」を押すと、上りの回線速度もわかります。
BNRスピードテスト 回線速度/通信速度 測定
「BNRスピードテスト」も利用中のネット回線速度を測定できるツールです。
「測定開始」ボタンを押すだけで、現在接続している回線速度がわかります。
上り・下りで測定ボタンが分かれている点に留意しておきましょう。
Speedtest by Ookla
Speedtest by Ooklaを使用すれば、スマホのアプリからも回線速度を測定できます。
Android端末はGoogle Playで、iOS端末はAppStoreでアプリをインストールできます。
また、他のツール同様にウェブ上からも測定することが可能です。
ウェブブラウザで確認したい場合は下記にアクセスしてテストしましょう。
Speedtest by Ookla
みんそく
「みんそく」とは、「みんなのネット回線速度」というウェブサイトです。公式サイトが案内している理論値速度ではなく、実際の速度をサービス別に確認できます。
「みんなの」という名称の通り、自分の回線だけでなく、自分以外の人の測定結果を知ることができるため、自分だけが遅いのか、サービス自体が遅くなってしまっているのか等を確認できます。
測定時には回線タイプや契約プロバイダー、都道府県等を細かく入力できるため、自分と似た環境の他者の利用状況を知ることができる点も特徴です。
Wi-Fiの速度テストをおこなう上での注意点
測定するツールによって、テスト方法や計測方法が若干異なります。サイト・アプリによって測定値が異なるため、スピードテストをする際は、紹介した2〜3つのサイト・アプリを利用するようにしましょう。
また、パソコンでもスマホでも同様に計測できますが、速度測定をおこなうツールによってはスマホに対応していないこともあるため注意が必要です。
一般的に、Wi-Fiの速度テストを行う手順は次のとおりです。大前提として、スマホやパソコンなどデバイスが計測したい回線に接続されているかを確認してください。
- 使用したいスピードテストツール・チェッカーを検索し、テストを実施
- 上りの速度と下りの速度を順番に測定
- Wi-Fiスピードの測定結果を確認する
回線速度を表す単位
スピードテストを行っても、回線速度を示す単位がわかっていなければ、速いのか遅いのかがわかりません。
以下に、回線の速度を示す単位と意味を一覧にまとめました。
スクロールできます
単位 | 意味 |
---|---|
bps | 1秒間に1ビットのデータ転送ができる状態 |
Kbps |
1秒間に1キロビットのデータ転送ができる状態 1Kbps=1,000bps |
Mbps |
1秒間に1メガビットのデータ転送ができる状態 1Mbps=1,000Kbps |
Gbps |
1秒間に1ギガビットのデータ転送ができる状態 1Gbps=1,000Mbps |
Tbps |
1秒間に1テラビットのデータ転送ができる状態 1Tbps=1,000Gbps |
「bps」は「bit per second(ビット・パー・セカンド)」の略であり、読み方はビーピーエスです。一覧表で下に行くほど速度が速くなり、逆に上に行くほど遅くなります。
よくある間違いとして、「1Kbpsは1秒間に1KBのデータ転送ができている」と思う方がいます。
これはバイト(Byte)とビット(Bit)を間違えた結果生まれた誤解です。混同しないようにしましょう。
インターネット回線速度の上り・下りとは
もうひとつ押さえておきたいのが、上りと下りの速度です。それぞれ指しているものが異なるため、しっかりと区別しておきましょう。
上りの回線速度とはアップロードの速さ
「上り」とは、データを送信する側、つまりアップロードに適用される速さです。この数字が大きいほど、データのアップロードが速くなります。
メール送信や写真やビデオの投稿、ビデオ通話をする際に重要になる数字です。
頻繁にメールやSNSで他人と連絡をとる人、在宅ワークなどで資料や画像を共有する機会の多い人は、特に意識したほうがよいものになります。
下りの回線速度とはダウンロードの速さ
一方の「下り」は、データを受け取る側、つまりダウンロードに関係する速度です。
日頃から動画を視聴したり、オンラインゲームを楽しんだりする人は、下りの数値が重要になります。
テレビCMなどで「下り最大〇Gbps」と大々的に言われている背景には、アップロードよりもダウンロードでインターネット回線を使用する方が多いためです。
ゲームや動画視聴に影響が出ているのであれば、下りの数値を調べてみましょう。
Wi-Fi(インターネット回線)速度の目安
快適にインターネットを楽しめるWi-Fiの速度の目安は、一般的に10~30Mbpsだとされています。
もちろん、使用しているデバイスやその目的によって求められる速度は変わりますので、以下に一般的な速度の目安をまとめました。
まずはスマホ利用の場合です。
スクロールできます
目的 | 速度目安 |
---|---|
メール メッセージの 受信 |
128Kbps~1Mbps |
メール送信 SNSへの 投稿 |
1Mbps |
SNSへの 写真投稿 |
3Mbps |
SNSへの 動画投稿 |
10Mbps |
動画や 音楽の再生 |
0.7Mbps~20Mbps |
メッセージの受信程度であれば、そこまでの速度は必要ありません。一方、動画投稿や再生をしようと
続いて、主にPCを利用する場合の速度目安です。
スクロールできます
目的 | 速度目安 |
---|---|
リモート ワーク |
2.5Mbps |
オンライン 授業 |
オンデマンド:2.5~5Mbps リアルタイム:2.5Mbps |
オンライン 飲み会 |
下り:30Mbps |
ウェブサイトの 閲覧 |
1Mbps~25Mbps |
動画・映画 視聴 |
20Mbps ※YouTube |
最後に、オンラインでゲームをする場合の速度目安を掲載します。
快適に遊ぶためには、30~100Mbps程度が必要になります。
さらに、動きのあるゲームにおいては「Ping値」も重要になってきます。
スクロールできます
ゲームのジャンル | 必要な回線速度の目安 | ping値 |
---|---|---|
RPG | 30Mbps | 50ms以下 |
シューティングゲーム | 30Mbps | 30ms以下 |
FPS・TPS・対戦アクション | 30Mbps~100Mbps | 15ms以下 |
カード・パズル・テーブルゲーム | 1Mbps | 100ms以下 |
瞬発力を必要としないカードゲームやパズルゲームの場合、回線の速さやping値がゲームの勝敗に関係することはあまりありません。
しかし、先述のとおりコンマ1秒の単位での動作が求められるゲームでは、最低でも30Mbpsはほしいところです。ping値も少なければ少ないほど、有利にゲームを展開できます。
ここで紹介したインターネットの回線速度の目安については、「インターネット回線速度の目安は?測定方法や遅いときの対処法を解説」の記事で、より詳細に解説しています。
インターネット速度が遅いときの原因・対処法
固定回線に接続された無線LANの回線速度が遅いと感じた場合、次のいずれかの原因が考えられます。
- ルーターに問題がある
- 接続が不安定
- ファームウェアが古い
- Wi-Fiの通信規格が古い
以下ではそれぞれの対処法について解説していきます。
ルーターに問題がある場合は再起動・再接続
ひとつめは、ルーターに問題がある場合です。
前日までは問題なかったのに、今日は「速度が遅い」と感じる場合はこの可能性を疑いましょう。
対処法としては、一度ルーターの電源を切って再起動をする、もしくは通信を切って再接続をしてみることです。
ほとんどの場合、再起動や再接続で解決できます。
有線接続に変更しよう
実は、Wi-Fiを使用した無線接続よりもLANケーブルを使用した有線接続のほうが、速度が安定する傾向にあります。
障害物などで電波が遮断されてしまう無線通信とは違い、常にルーターと接続されているため、安定した通信になるのです。
ただし、使用するデバイスが有線接続できなければこの方法は使えません。また、行動範囲が制限されてしまう点にも注意が必要です。
最新のファームウェアに更新されているか確認しよう
ファームウェアとは、インターネットやパソコンの周辺機器を動作させるために必要なソフトウェアのことです。
このファームウェアが古い状態では、インターネット回線の速度が遅くなってしまいます。
対処法は簡単で、ファームウェアを最新版に更新するだけです。
通信速度の改善のほか、セキュリティ性能も上がるため、ファームウェアの更新は常にしておきましょう。
Wi-Fiの通信規格が古い
ルーターなどWi-Fiの通信規格が古い場合、光回線の規格に対応できていない可能性があります。
ONUから無線LANに接続されているLANケーブル規格がCAT(カテゴリー)5以下の場合も同様です。
光回線では少なくともCAT5(最大1Gbpsに対応)以上が必要となるので、接続機器を見直す必要が出てきます。
速度制限にかかっていないか確認
モバイルWi-Fiルーターを利用している場合、データ通信やWi-Fi通信には、通信制限がかけられていることがほとんどです。
利用者全員が平等に回線を利用できるようにするための措置で、上限に達したタイミングから翌月まで制限がかかります。
対処としては、新たに容量を購入する方法です。通信制限が解除されるまで待つのもひとつの手ですが、すぐに速度制限を解除したい場合は、別途容量を購入しなければなりません。
モバイルWi-Fiの速度測定や、通信制限については下記の記事でも解説しています。併せてご確認ください。
速度を上げるには乗り換えの検討もアリ
上記の手段をひととおり試してみても通信速度が改善しない場合は、利用しているWi-Fi環境自体にに問題があるかもしれません。
光回線を利用中であれば、回線サービスそのものが遅い可能性があるため、別のサービスに乗り換えを検討してもよいかもしれません。
回線速度を上げる目的で他への光回線へ乗り換えを検討するのであれば、GMOとくとくBBが提供する「GMOとくとくBB光」の「v6プラン」がおすすめです。
次世代インターネット接続サービスと言われており、従来のIPv4やIPv6よりも速度が速くなる可能性があります。
「GMOとくとくBB光」の評判やv6プラスについては下記の記事で詳しく紹介しています。
GMOとくとくBB光はユーザー満足度が高いサービスを目指しつづけ、その結果「光コラボアワード2023」にて総合満足度最優秀賞を受賞しました!
GMOとくとくBB光アクセスであれば、快適なネット環境を構築できるはずです。日頃の通信速度に不満を感じている人、そろそろ見直しを考えている人はぜひご検討ください。
回線スピードを確認してWi-Fi生活を快適に
インターネット回線の速度を測定すると、今の通信速度で何ができるのかがわかります。
測定値が低いからと何もできないわけではありませんが、快適にインターネットを楽しむのであれば、速度が速いに越したことはありません。
光回線を引くのは難しい…という方でも、GMOとくとくBBが提供している「GMOとくとくBB WiMAX」なら、速度が上がって料金もリーズナブルになります。
少なくとも、通信速度が上がって損をすることはありません。高速インターネットに乗り換えるなら、GMOとくとくBBをぜひご検討ください。