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WiMAXでオンラインゲームはできる?快適に遊ぶための方法と注意点を解説
オンラインゲームは、PCをはじめ、PS4やスマホでもプレイが可能なことから、近年ますます人気を博しています。
一方で、大人数とオンライン上でコミュニケーションを取る機会も多く、わずかな通信のラグや接続切れが勝敗を左右することもるため、ストレスのない通信環境の構築は必須課題となっています。
結論、「種類によってはWiMAXでもオンラインゲームをプレイ可能」です。
本記事では、オンラインゲームを快適にプレイする上で必要な回線速度や通信環境について解説します。
また、自宅や外出先でもオンラインゲームを楽しむ手法としてWiMAXを導入するメリットやデメリットも取り上げていきます。
インターネットの通信環境にお困りの方や、現状よりもよい環境でオンラインゲームをプレイしたい方は、ぜひ参考にしてください。
WiMAXでオンラインゲームはできる?
FPSやMMORPGなどのさまざまな作品がPCやPS4などの端末で続々とリリースされているオンラインゲーム。
オンラインゲームは、不特定多数の人とリアルタイムで対戦したり、協力したりして進めていくゲームです。
この記事を読んでいる方が一番知りたいのは「WiMAXでも快適にオンラインゲームができるのか?」ということでしょう。
結論から申し上げると、「ゲームの種類によってはWiMAXでもプレイ可能」と言えます。
ただし、極端に応答速度が求められるかつ、相手と協力してプレイするタイプのオンラインゲームの場合は、ping値の遅い傾向にあるWiMAXでは不向きな可能性があるため留意しましょう。
オンラインゲームは、ゲームの種類ごとに求められる最低限の通信速度が異なります。
例えば、FPSやTPSなどのシューティングゲームでは、ラグと呼ばれる一瞬の遅延がプレイの質を左右する特性を持っています。
オンラインゲームの天敵である「ラグ死」を避けるためには、ping値が小さくて高速、かつ安定したインターネット環境が欠かせません。
その点、光回線はオンラインゲームとの相性が抜群ですが、申込みや開通工事の手間がかかるなどのマイナス面もあります。
一方で、モバイル回線のWiMAXであれば、工事なし利用できることに加えて、モバイルルーター端末であればどこでも手軽に持ち運べるのがメリットです。
WiMAX +5Gの実測通信速度やping値は下記のようになっています。
平均Ping値 | 47.88ms |
---|---|
平均ダウンロード速度 | 69.82Mbps |
平均アップロード速度 | 13.25Mbps |
オンラインゲームに求められる通信速度は下り30~100Mbpsとされているため、ping値の小ささを求められず他プレイヤーとの交流がそれほどない一般的なゲームであればWiMAXで十分事足りるでしょう。
ただし、本気でオンラインゲームを行いたいのであればやはり光回線の利用をおすすめします。
複数の回線事業者からあなたにぴったりのサービスが選べる「GMOとくとくBB」の利用もぜひ検討してみてください。
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快適にオンラインゲームをプレイするための環境条件
オンラインゲームを他プレイヤーと同等かつ優位にプレイするためには、「通信の安定性」が欠かせません。
光回線やWiMAXなどのモバイル型Wi-Fiに関わらず、その指標となるのが「通信速度」と「Ping値」の2項目です。
以下では、それぞれの名称の意味や特徴、数値の目安について解説します。
通信速度
通信速度とは、1秒間にどれくらいのデータを送受信できるかを示す指標のことです。
一般的には「bps(ビーピーエス)」という単位で表され、「1,000bps =1kbps(キロビーピーエス)」、「1,000kbps=1Mbps(メガビーピーエス)」のように値が大きくなるほど速さも増していきます。
通信速度には、「上り(送信)」と「下り(受信)」の2種類がありますが、オンラインゲームにおいては双方の速度を重視しなくてはなりません。
オンラインゲームを快適にプレイする上で、必要とされる通信速度の基準は以下の通りです。
通信速度の目安 | |
---|---|
上り(アップロード) | 20Mbps |
下り(ダウンロード) | 30Mbps |
上記の数値を下回った場合はラグやフリーズが多くなり、時には接続切れを起こした結果、対戦に負けてしまうおそれもあります。
なお、リアルタイムで大人数とつながる場合や、よりスムーズな使用環境をお求めの方は、70~100 Mbpsを目安に考えると安心です。
ping値
ping値とは、データを送信してから返ってくるまでの速さを示す指標のことです。
簡単にいうと「サーバーからの応答速度」、もしくは「レスポンスにかかる所要時間」とも捉えることができます。
通信速度とping値の違いについては、下記をご参考ください。
- 通信速度
- 1秒間に送受信できるデータ容量を示す数値
- ping値
- データ通信にかかる所要時間を示す数値
ping値を表す単位は「ms(milli second)=ミリ秒」で、下表のように数字が小さいほど応答速度が速いことを意味しています。
評価 | |
---|---|
1〜20ms | かなり速い |
21〜40ms | 早い |
41〜50ms | 普通 |
51〜100ms | やや遅い |
101ms以上 | 遅い |
FPS系のオンラインゲームでは、ping値が少ないほどラグが少なくなるため、21~50msが目安となります。
20ms以下になると体感速度やプレイ反応がいっそう速まり、理想的なゲーム環境を築くことが可能です。
一方で50msを超えるとタイムラグが発生し始め、音声が途切れるなどの不具合が増えるおそれがあります。
ジャンル | 主なゲームタイトル | ping値の目安 |
---|---|---|
FPS/TPS/格闘ゲーム | Apex Legends、スマッシュブラザーズなど | 15ms以下 |
MOBA/タワーディフェンス | LOL、DOTA、GTAなど | 30ms以下 |
シューティング/アクション/MMO RPG | ラグナロクオンライン、FF14、黒い砂漠など | 50ms以下 |
トレーディングカード/将棋/囲碁/オセロ | ハースストーン、シャドウバースなど | 100ms以下 |
WiMAXでオンラインゲームをするときの注意点
前述の通り、ゲームの種類によってはWiMAXでもオンラインゲームがプレイ可能ということをお伝えしてきました。
ここではWiMAXでネットワークゲームをプレイする際に注意すべき3点を以下にまとめていきます。
- 有線で接続する
- WiMAXに同時接続している端末を減らす
- オンラインゲームのグラフィックを落とす
各項目の詳細は、順を追って説明していきますのでご覧ください。
有線で接続する
モバイル型Wi-Fiは持ち運びに便利である一方で、有線LANのような高速性・安定性はいまだ持ち合わせていません。
一般的には有線LANの回線速度(実測値)は、無線接続よりも速い傾向にあります。
これは、有線LANが「全二重」という仕組みを採用している一方で、無線LANは「半二重」という仕組みを採用しており、理論上は全二重の方が通信速度は速いためです。
加えて、無線LANルーターとの距離や遮蔽物の影響なども考えられるため、どうしても有線LANと比較すると無線LAN通信は低速化してしまうのです。
参考:https://www.planex.co.jp/articles/lan/25gbe_no1/
WiMAXも同様に無線での利用が基本となっていますが、ホームルーター端末やクレードル対応端末を利用すれば有線LAN接続も可能になります。
無線接続ではほかの電波や障害物などの干渉を受けることから、オンラインゲームの接続が途切れてしまうおそれがあるため、有線LAN接続の方が若干ではありますが応答速度や通信速度が改善する可能性があるのです。
WiMAXに同時接続している端末を減らす
オンラインゲームを高速化するためには、WiMAXルーターに接続している端末の台数を減らすのが効果的です。
同時接続をすることでWiMAXルーターへの負荷が大きくなりやすく、結果的に通信速度や応答速度が低下する可能性があります。
万が一、ping値の上昇や回線落ちを確認した際は、使っていない端末の電源を切るなどして利用台数を減らしてください。
オンラインゲームのグラフィックを落とす
オンラインゲームの動作が重く感じる場合は、グラフィック設定を変更にすることで解決する場合があります。
理由としては、オンラインゲームには、アニメーションや視覚効果の高いデザインが多用されており、それだけ大容量の通信が必要となっているためです。
大容量のデータをやり取りするためには、相応の通信速度が必要となります。
光回線よりも通信速度面で劣るWiMAXで快適にゲームをプレイするためには、画質を落とすことが非常に効果的と言えるでしょう。
WiMAXでオンラインゲームをするメリット
WiMAXを使ってオンラインゲームをプレイするメリットは、以下の点が挙げられます。
- 開通工事が不要で、端末が届いたその日からゲームを開始できる
- 持ち運びができるため、外出先でのスキマ時間を有効活用できる
- 光回線などの固定回線に比べて、プロバイダー料金が低い
WiMAXは固定回線のような契約の手間がかからないため、光回線よりも短期間にインターネット環境が手に入ることが魅力です。
光回線では申し込みから1~2ヶ月の期間を要する一方で、WiMAXはルーターが届き次第、最短即日で遊べます。
また、どこでもWi-Fi環境を構築することができるため、快適さや利便性の面で優れているのもメリットです。
WiMAXでオンラインゲームをするデメリット
反対に、WiMAX回線を選んでオンラインゲームをプレイするデメリットは、下記の通りです。
- 光回線に比べて通信速度が遅く、性能や通信容量に制限がある
- 大容量のデータ通信を伴う際には、速度制限がかかる可能性がある
- 高速通信が必須となるゲームによっては、WiMAXを使用できない
- 高画質ゲームでのプレイ反応や読み込みが遅くなる
無線回線を利用したサービスの中でも比較的高速通信ができるWiMAX +5Gでも、バラつきのない安定したネット環境を維持することは困難です。
特に大容量のデータ通信が必要なジャンルや、高画質なシューティングゲームをする場合は、リアルタイムチャットでやりとりしながらするゲームなどでは光回線の方が適しています。
WiMAXでより快適にオンラインゲームを楽しむためには?
WiMAXでオンラインゲームを楽しむにあたって、必要な3つのポイントを以下にまとめました。
ここでは、それぞれのポイントについて解説します。
- ホームルータータイプを選ぶ
- クレードルを使って有線接続する
- 実質パケット無制限のような感覚で利用できるWiMAX +5G対応プランを選ぶ
ホームルータータイプを選ぶ
WiMAXではモバイルルーター端末とホームルーター端末の2種類から利用端末を選択することができます。
ホームルーターはモバイルルーターに比べて本体が大きいため電波の受信感度が優れており、結果的にモバイルルーターよりも通信速度が速いケースが多いのです。
ホームルーターはモバイルルーターのように手軽に持ち運ぶことは難しいですが、プレイを楽しむ場所が自宅など特定の場所に限られる場合は、ホームルーターを選ぶのがおすすめです。
クレードルを使って有線接続する
ホームルーターの代わりに、モバイルWi-Fiの関連機器であるクレードルを使用することで高速化する手法もあります。
クレードルとは、ルーター端末を置くためのスタンド型拡張器のことで、有線LANの接続を可能とします。
クレードルとゲーム機をつなぐことにより、通信速度やping値が向上するなど、無線接続のデメリットを補強できることを知っておきましょう。
WiMAX+5GではSpeed Wi-Fi 5G X11のみクレードルに対応しています。
大容量のデータ通信が行えるプランを選ぶ
WiMAXでオンラインゲームを遊ぶためには、WiMAX +5Gに対応した「ギガ放題プラスプラン」を選択しましょう。
WiMAX +5Gでは直近3日間での合計パケット通信量超過による夜間の通信速度制限が撤廃されたため、実質的にパケット無制限のような感覚*で利用できるようになりました。
また、標準モード(スタンダードモード)でau 4G LTE回線(Band1/3)に対応したため、屋内でのつながりやすさも向上しており、高速通信が可能となっています。
やはりオンラインゲームはどうしてもパケット通信量が多くなりやすい傾向にあるため、オンラインゲームを行うのであればパケット上限を気にしなくてもよいWiMAX +5G対応の「ギガ放題プラスプラン」を選んでください。
※一定期間に大容量通信を行なった場合、混雑時間帯のみ速度制限の対象となる可能性があります。
オンラインゲームにおすすめのインターネット回線
オンラインゲームをより本格的にプレイしたい方は、自宅に固定回線を導入するのがおすすめです。
中でも、光回線は電磁波の影響を受けずに大量のデータ伝送ができるなど、ヘビーユーザーにとっては最適な環境下となります。
仮にタイムラグなどにより敗戦が増えている場合も、光回線であれば通信のムラがないため、勝ちやすくなるでしょう。
WiMAXでは契約プランによる制限がある一方で、光回線はそれらのデメリットがなく、長時間の利用に向いていることもポイントです。
光回線のプロバイダーであれば「GMOとくとくBB」がおすすめです。
GMOとくとくBBは全国広範囲で利用できるフレッツ光回線を使った「GMOとくとく光」をはじめ、ドコモ光、auひかりも申し込むことができます。
ぜひ利用を検討してみてください。
オンラインゲームをするならプロバイダーは「GMOとくとくBB」がおすすめ
オンラインゲームをプレイするうえでおすすめのプロバイダーのひとつとして、「GMOとくとくBB」が挙げられます。
「GMOとくとくBB」は、高速通信と大手ならではの安心感を武器に、オリコン顧客満足度調査で2年連続1位に輝いたプロバイダーです。
GMOとくとくBBがインターネットサービスプロバイダーとして提供する光回線であれば、オンラインゲームで重要視される通信速度とping値の小ささを実現できるため、FPSや格闘ゲームを優位にプレイできるでしょう。
特に「V6プラス」と呼ばれる最新式の接続方法が採用されているため、夜間などの混雑時にもスムーズなパフォーマンスを可能とします。
なお、「GMOとくとくBB」では光回線とWiMAX双方の取り扱いがあることもメリットです。
お好きなゲームジャンルやご自身のプレイスタイルなどと照らし合わせながら、「GMOとくとくBB」の導入をぜひご検討ください。