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OCNプロバイダーとは?サービス内容や料金、オプションを徹底解説
OCNとは、さまざまなプランを用意している国内最大級のインターネット接続サービスです。
OCNのプロバイダーとだけ契約できるプランもあれば、別のプロバイダーと契約可能なプランもあります。
それぞれの特徴や料金を知ることで、自分に合った最適なプランを見つけられるでしょう。
今回は、OCNのプロバイダーとそれぞれの特徴、対応エリアや申込み・解約の方法を詳しく解説します。OCNでインターネット接続を申し込もうと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
プロバイダー選びに悩んでいる方なら、「GMOとくとくBB」もおすすめです。
OCNプロバイダーとは
OCNとは、国内最大規模のインターネット接続サービスを提供するプロバイダーです。元はNTTコミュニケーションズが提供しており、「OCN」は「Open Computer Network(オープン・コンピュータ・ネットワーク)」の頭文字を組み合わせたものです。
OCNのサービスには、以下の4種類があります。
- OCN光
- OCN for ドコモ光
- OCN光 「フレッツ」
- OCNモバイルONE
それぞれ詳しく見ていきましょう。
OCN光
OCN光とは、OCN光(光回線)とOCNプロバイダーを利用する接続プランです。
光回線もプロバイダーもすべてOCNでまとめられている「光コラボ」と呼ばれるプランであり、後述する「フレッツ」とは別のサービスになります。
通信量や通信速度制限がない(場合によっては速度制限がかかる可能性もあり)ため、オンラインゲームを楽しみたい方も安心して利用できるのが特徴です。
通信速度は下り最大1Gbpsと高速で、IPoE接続にも対応しています。使用環境によって通信速度はやや異なりますが、テレワークやオンラインゲームなら問題なく利用できるでしょう。
OCN for ドコモ光
OCN for ドコモ光とは、プロバイダーはOCNで、光回線に「ドコモ光」を使用したプランのことです。OCNv6アルファを追加料金なしで使用できるため、OCN光よりも比較的速い通信速度でインターネットが楽しめます。
また、お手持ちのスマホがドコモで契約しているものであれば、ドコモ光との組み合わせでセット割が適用可能。ドコモユーザーであれば、OCN for ドコモ光を選択すると、月々の通信費が節約できるかもしれません。
ドコモ光を扱っているプロバイダーについては、下記の記事でも解説しています。
また、現在「ドコモ光」のプロバイダーをドコモ(ドコモネット)で契約していて、乗り換えてみたいと思われている方は下記の記事も参考にしてみてください。
OCN光 「フレッツ」
OCN光 「フレッツ」は、NTT東日本およびNTT西日本が提供している光回線「フレッツ光」を利用し、プロバイダーをOCNで契約する接続プランのことです。
NTTが所有している光回線は対応エリアが広く、比較的どのエリアでも申込みできるという特徴があります。
OCN光 「フレッツ」に加入する場合は、OCNに対してプロバイダー利用料を、NTTに対してフレッツ光の利用料金を支払う必要があります。
NTTフレッツ光を扱っているプロバイダーについては下記の記事でも触れていますので、参考にしてみてください。
OCN モバイル ONE
OCN モバイル ONEとは、OCNが提供する格安SIMプランです。ドコモ回線を利用しており、MM総研の調査結果によると同じ回線を使用したMVNOよりも通信速度が速いことで知られています。
1ヶ月に1回コース変更が可能なほか、余ったデータを翌月に繰り越せるなどフレキシブルな対応で人気を博しています。
また、対象のサービス利用時にはギガを消費しないため、人によってはいわゆる「ギガ死」のリスクも比較的少ないのが特徴です。
OCNプロバイダーの料金
OCNプロバイダーの料金は、先述のプランに応じて異なります。
利用に関する値段は固定回線契約における重要なポイントのひとつです。支払方法についてもあわせて解説します。
なお、各プランの説明に記載されている料金は、すべて税込での記載です。
OCN光の料金プラン
OCN光の料金プランは、以下のようになっています。
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プラン | 標準料金 | 2年目自動更新型割引適用後の料金 |
---|---|---|
ファミリータイプ | 6,820円 | 5,610円 |
マンションタイプ | 5,170円 | 3,960円 |
このほかに、事務手数料として3,300円、新規工事費として8,360~19,800円が必要です。
戸建住宅に適用される「ファミリータイプ」か、集合住宅の「マンションプラン」かの違いで値段は変わりますが、最大でも新規工事費が20,000円程度かかることを覚えておきましょう。
なお、新規工事が不要な場合でも、住居形態にかかわらず2,200円が発生します。
また、ルーターをレンタルする場合は別途レンタル代も必要になりますが、NTT東日本とNTT西日本の管轄の違いで料金が変動するので注意してください。
OCN for ドコモ光の料金プラン
OCN for ドコモ光の料金プランは、2年定期契約の有無で料金が変動します。
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家タイプ | 月額料金(2年定期契約なし) | 月額料金(2年定期契約あり) | 備考 |
---|---|---|---|
戸建て | 7,590円 | 5,940円 | ※タイプB |
マンション | 5,720円 | 4,620円 | ※タイプB |
2年間という契約縛りが発生するものの、定期更新を適用すると月々1,000~1,500円程度の割引が受けられます。
事務手数料の3,300円は必ず発生しますが、新規工事で発生する20,000円は、キャンペーン適用で実質無料にすることもできます。ただし、工事の内容や曜日によってはキャッシュバックだけではカバーできないケースもあるため注意しましょう。
ドコモ光で契約すると1回線あたり、スマホがドコモの「ギガホ」「ギガホライト」の場合は1,100円、「カケホーダイ&パケあえる」なら110~3,850円が毎月のスマホ利用料から割引されます。
インターネット接続料金が直接安くなるわけではないものの、ドコモユーザーであればスマホ代がお得になるのは魅力的なポイントと言えるでしょう。
OCN光「フレッツ」の料金プラン
OCN光「フレッツ」の料金プランは、NTT東日本・NTT西日本でそれぞれ異なります。
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フレッツ光回線タイプ | OCN月額基本料金 | フレッツ光 | 月額合計 | |
---|---|---|---|---|
ファミリータイプ | フレッツ光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ |
1,210円 | 5,500円 | 6,710円 |
フレッツ光ネクスト | 4,950円 | 6,160円 | ||
マンションタイプ | フレッツ光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ |
990円 | 4,015円 | 5,005円 |
フレッツ光ネクスト | 3,150円 | 4,455円 |
続いて、NTT西日本エリアを見てみましょう。なお、こちらは「フレッツ光ネクスト スーパーハイスピードタイプ隼」に加入した場合の料金です。
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タイプ | OCN月額基本料金 | フレッツ光利用料 | 月額合計 |
---|---|---|---|
ファミリータイプ | 1,210円 | 3,080~6,160円 | 4,290~7,370円 |
マンションタイプ | 990円 | 2,420~4,840円 | 3,410~5,830円 |
NTT東日本・西日本ともに、2年割を適用した値段です。
※別途、通信料も必要 初期工事費用はどちらも16,500~19,800円、契約料で880円が別途発生します。
また、事務手数料として3,300円も必要になるため、総額ではファミリータイプでもマンションタイプでも20,000円以上の費用が必要です。
OCN モバイル ONEの料金プラン
OCN モバイル ONEの料金プランは、契約するコースによって料金が異なります。
プラン | 月額料金 | OCN光 モバイル割 |
---|---|---|
500MB | 550円 | なし |
1GB | 770円 | 220円/月 |
3GB | 990円 | |
6GB | 1,320円 | |
10GB | 1,760円 |
ほかにも初期手数料として3,300円が発生するほか、SIMカード手配に433.4円が発生します。なお、初期手数料はオンラインショップや店頭でのパッケージ購入をした場合は不要です。
スマホ端末を同時購入する場合は、そちらの料金も発生することを覚えておきましょう。
OCNプロバイダーの回線品質
OCNプロバイダーの回線品質は高く、個人向けのプロバイダーとしては安定した通信速度を発揮することができます。
背景には、OCNがアジア唯一の「Tier1」のIPバックボーン(基幹回線)を持っていることが挙げられます。
道路に例えて説明すると、道幅が狭く車線も少ないために渋滞の起きやすい一般的な道路(バックボーン)に比べて、OCNの道路(バックボーン)は道幅が広く車線も多いため、同じ交通量でも渋滞が発生しにくいということです。
つまり、インターネット利用者が増える時間帯でも、OCNなら快適にインターネット接続ができると言えるでしょう。
ほかのプロバイダーでは利用に追加料金が発生する場合もありますが、OCNであれば追加料金不要で利用できます。時間帯にかかわらず安定した通信速度を実現したいのであれば、OCNがおすすめです。
OCNプロバイダーの対応エリア
OCNプロバイダーの対応エリアは、契約している光回線によって異なります。
光回線そのものの対応エリアは以下のリンクから検索できますが、マンションなどによっては設備が導入されておらず、回線を設置できない可能性もあります。
まずは対応エリアかどうかを調べ、その後に窓口へ問い合わせてから契約するかどうかを決めましょう。
上記のリンク先から対応エリアの検索が可能ですが、そのまま申込みを進めてしまうと、フレッツ光との契約になってしまいます。
お住まいのエリアが提供範囲内かどうかを検索できたら、その画面は閉じてください。
ちなみに、OCN光もドコモ光も、フレッツ光と同じ光回線を利用しています。つまり、フレッツ光で対応エリアと判断されれば、OCN光もドコモ光も契約できると言うことです。
あとはプロバイダーのカバーエリア次第で、契約できるか否かが決まります。「繋がらない」という評判を目にすることもありますが、事前に問い合わせをしておけば、ある程度回避できるでしょう。
OCNプロバイダーで受けられるオプションやサポート
OCNプロバイダーには、いくつかのオプションやサポートが用意されています。主には、以下のようなオプションがあります。
OCNプロバイダーで受けられるオプションやサポート
- OCNメール(無料)
- OCNプレミアムサポート(有料 月額660円)
- OCN ひかり電話(基本プラン 月額550円)
- ユーザーサポート(5,500円/回+訪問サポート料金)
- ウイルスバスタークラウド月額版(有料 月額627円)
- ひかりTV(有料 月額1,650円~)
上記サービスのほかに、機器のレンタルやOCNメールを利用したメールアドレスの取得も可能です。基本的には有料のものが多いですが、一部無料のものもあります。よく確認して申し込むようにしましょう。
OCNならプロバイダーのみの契約も可能
アンバンドルタイププロバイダーと呼ばれる契約であれば、プロバイダーのみOCNで契約することもできます。
アンバンドルタイププロバイダーの最大のメリットは、乗り換えが簡単なことです。例えば、「現在使っているプロバイダーに不満がある」「メールアドレスを変更したい」などといったとき、簡単に乗り換えが可能です。
対象はOCNのほか、ぷららが該当します。OCNとぷららでは標準搭載のサービスとオプション内容に違いがあるため、双方を検討したい場合にはアンバンドルタイププロバイダーを利用するとよいでしょう。
ぷららはIDが即日発行されるため、乗り換え先には特におすすめです。
プロバイダーの乗り換えに興味がある方は、下記の記事も参考にしてみてください。
OCNプロバイダーに問い合わせしたい場合
OCNプロバイダーに問い合わせしたい場合、連絡手段は以下のとおりです。
- メール
- 電話
- OCNマイページ
電話窓口は年末年始を除く10~17時で対応していますが、メールやOCNマイページであれば24時間受け付けています。返信まで時間がかかる可能性もありますが、日中に電話をかけられない場合はメールやOCNマイページから問い合わせましょう。
もっともおすすめの方法は、OCNマイページから問い合わせる方法です、連絡先の変更や名義変更もすべてインターネットで完結します。
引越しに伴う住所変更などが発生した場合は、1ヶ月前から申込み可能です。新規契約や再契約の場合もOCNのホームページ、電話から申込みできます。
OCNプロバイダーを解約したい場合
「通信速度が遅い」「なかなか繋がらない」「引っ越しにともなって対応していないエリアに住むことになった」など、何らかの理由でOCNプロバイダーを解約したい場合、解約手続きが必要です。
今回は例として、OCN光を解約する場合の手順は下記の通りです。
- 「OCN会員登録証」や「申込み内容のご案内」で契約確認をする
- お客さま番号、認証ID、認証パスワードを用意してホームページもしくは電話で解約の意思を伝える
- 所定の手続きに沿って解約手続きを進める
- 撤去工事の日時を決め、工事が終われば解約完了
ホームページ上でも、電話でも、解約手続きはできます。用意するものは同じであるため、必ず記載された書類を用意しておきましょう。必要な情報は次のとおりです。
解約の際に必要な情報
- 契約者名
- お客さま番号(Nから始まる10桁の数字)
- 認証ID
- 認証パスワード
なお、契約期間内に解約をした場合、11,000円の解約違約金が発生するほか、v6aの違約金と工事費の残債が発生します。初回の契約から25~26ヶ月目は契約更新月に該当するため、解約違約金は発生しません。
もし解約のタイミングを自身で判断できるのであれば、解約違約金のかからないタイミングでの解約をおすすめします。
プロバイダーに悩んでいるなら「GMOとくとくBB」もおすすめ
全国に網羅されている光回線を利用し、人気が高いOCNのプロバイダー。さまざまなプランから自身の求める形・料金にあったものを選択できるのがメリットです。
プロバイダー選びに悩んでいる方なら、「GMOとくとくBB」もおすすめです。
「GMOとくとくBB」では、OCNでも契約できるドコモ光に加え、auひかりのプロバイダーとしてもサービスを提供しており、スマホと合わせて割引を受けやすいメリットがあります。
特に大手キャリア3社のうち2社の光回線と契約できるため、スマホの料金と合わせて見直したい方には、大きな乗り換えのメリットになるでしょう。
また、乗り換えにかかる費用などをキャッシュバックしてもらえるのも魅力的。キャンペーンがOCN以上に豊富で、そのうえ通信速度も速いという特徴があるのです。契約に悩んだらOCNだけではなく、GMOとくとくBBもあわせて検討してみるのはいかがでしょうか。