持ち運びWi-Fiとは?料金相場やメリット・デメリットと選び方を解説

Wi-Fiの中には、自宅で利用するホームルーター・光回線のWi-Fiだけでなく、持ち運び可能なモバイルWi-Fiもあります。

持ち運びWi-Fiの利用を検討するうえで、「料金相場やメリット・デメリットが気になる」という方もいるでしょう。

この記事では、持ち運びWi-Fiの概要からメリット・デメリット、選び方までを紹介します。

持ち運びWi-Fiを契約したい方・乗り換えたい方は、ぜひ参考にしてください。

持ち運びWi-Fiとは

持ち運びWi-Fiとは

持ち運びWi-Fiとは、モバイル回線が届くエリアであれば、自宅だけでなく屋外でも利用できるルーターのことです。

一般的には、モバイルWi-Fi・ポケット型Wi-Fiと呼ばれます。

Wi-Fiには、持ち運びWi-Fi以外にホームルーターと光回線のWi-Fiがあります。

どちらも持ち運びWi-Fiとは異なった特徴があるため、下記ではホームルーターと光回線のWi-Fiの特徴を紹介します。

ホームルーターとは

ホームルーターは、コンセントに挿し込み置くだけで利用できるWi-Fiのことです。

申込み後ルーター・SIMカードが届けばすぐにWi-Fiに接続できるため、手軽にWi-Fi環境を整えたい方に人気があります。

持ち運びWi-Fiとホームルーターの違いは、基本的には「持ち運びできるかどうか」のみです。

ホームルーターについては下記の記事を参考にしてみてください。


光回線とは

光回線は、光ファイバーケーブルを自宅に開通させて利用するWi-Fiです。

無線LANだけでなく有線LANでインターネットが利用でき、通信速度が安定しやすいという特徴があります。

持ち運びWi-Fiと光回線では、手軽にWi-Fiを導入できるのかについて大きな違いが見られます。

光回線の場合、工事が必要でWi-Fiを利用できるまでに2週間〜2ヶ月程度かかることは理解しておく必要があります。

Wi-Fiを自宅で利用したい場合は、主に3パターンから選ぶことになります。

詳しく知りたい!という方は下記の記事を参考にしてみてください。


持ち運びWi-Fiの料金相場

持ち運びWi-Fiの料金相場

持ち運びWi-Fiは導入しやすい以外に、プランによっては料金が安いことが魅力です。

全プランの月額料金の相場は3,000〜5,000円程度となっています。

人気のあるデータ容量が実質的に無制限のプランは、5,000円前後が月額料金の相場です。

利用するサービスによっては、持ち運びWi-Fiとスマホを一緒に利用すると、セット割引が適用されることがあります。

また、持ち運びWi-Fiを契約する際は、月額料金とは別にルーターの代金や契約事務手数料が初期費用としてかかります。

ルーターの代金は2万円程度、契約事務手数料は3,000円程度が相場です。

なお、プランによってはルーターの代金が0円になるかもしれません。

利用するサービスによって料金相場が若干異なるため、持ち運びWi-Fiを利用する際は月額料金を比較することがおすすめです。

持ち運びWi-Fiのメリット

持ち運びWi-Fiのメリット

持ち運びWi-Fiは、ホームルーター・光回線にはないメリットがいくつか存在します。

持ち運びWi-Fiのメリットは次の3つです。

  • 外出先でも自宅でも利用できる
  • 手軽に利用開始できる
  • 月額料金が安い

以下では、持ち運びWi-Fiにおける3つのメリットを詳しく紹介します。

外出先でも自宅でも利用できる

外出先でも自宅でもWi-Fiを利用できる点は、持ち運びWi-Fiの大きなメリットです。

持ち運びWi-Fiのルーターは、スマホと同じくらいの大きさのため、ポケットやカバンに入れて手軽に持ち歩けます。

持ち運びWi-Fiはカフェなどで利用できるフリーWiFiと異なり、自分しか接続することができないため、外出先でも安心して利用できます。

場所を問わずWi-Fiを利用したい方は、持ち運びWi-Fiの導入を検討することがおすすめです。

手軽に利用開始できる

持ち運びWi-Fiのメリットとして、手軽に利用できることも挙げられます。

持ち運びWi-Fiを利用する際は、光回線のように工事を必要としません。

そのため、ルーター・SIMカードなどの必要なものが揃えば、初期設定をするだけで簡単にWi-Fiを利用できます。

早ければ、その日のうちにWi-Fiを利用できるケースも少なくありません。

Wi-Fiをすぐに使いたい方には、手軽に利用開始できる点はかなりのメリットになるでしょう。

月額料金が安い

持ち運びWi-Fiは、ほかのWi-Fi接続方法に比べて月額料金が安いという特徴があります。

下記は、持ち運びWi-Fi・ホームルーターWi-Fi・光回線Wi-Fiの月額料金の相場をまとめた表です。

スクロールできます→

Wi-Fiの接続方法 月額料金
持ち運びWi-Fi 約3,000〜5,000円
ホームルーターWi-Fi 約4,000〜5,500円
光回線Wi-Fi 約4,500〜6,000円

利用するプランによっては、月額料金が4,000円を下回ることもあります。

ただし、月額料金が低い場合は利用できるデータ容量が決まっているケースがほとんどです。

そのため、契約する際は利用するプランのデータ容量を必ず確認してください。

持ち運びWi-Fiのデメリット

持ち運びWi-Fiのデメリット

持ち運びWi-Fiはメリットが多い反面、デメリットもいくつか存在します。

持ち運びWi-Fiのデメリットは、次の項目が挙げられます。

  • 通信速度が安定しない
  • エリアによって使用できないことがある
  • 完全無制限では使えない
  • 充電が必要

以下では、4つのデメリットについて詳しく紹介します。

通信速度が安定しない

持ち運びWi-Fiはスマホと同様に基地局から飛ばされた電波を受信して接続するため、通信速度が安定しにくい傾向があります。

ほかにも、仕事の休憩時間にあたる12〜13時、インターネット利用者が増える18〜23時の時間帯も、持ち運びのWi-Fiだと繋がりにくくなるケースが見られます。

持ち運びWi-FiはどこでもWi-Fiを利用できる点が優れていますが、通信面においてはホームルーター・光回線よりも性能が劣ります。

安定した通信環境を求める方は、持ち運びWi-Fiを外出時のみ利用して、自宅にはホームルーター・光回線を導入することがおすすめです。

エリアによって使用できないことがある

持ち運びWi-Fiは、エリアによって使用できないことがあります。

回線の対応エリア外の場合は、持ち運びWi-Fiを持っていてもWi-Fiがつながりません。

例えば、山間部・沿岸部などは対応エリアになっていない可能性があります。

そのため、自分の住んでいる場所が対応エリアになっているのかを調べたうえで、持ち運びWi-Fiを契約してください。

対応エリアについては、持ち運びWi-Fiを取り扱うサービスの公式サイトから確認できます。

住宅街・オフィス街などの方が行き来する場所の多くは、対応エリアになっています。

過度に気にする必要はありませんが、エリアによって繋がらない場所があることは理解しておいてください。

完全無制限では使えない

持ち運びWi-Fiの場合、データ容量に制限があるプランがほとんどです。

多くのプランでは、「3日間で10GB以上使用した場合は混雑した時間帯に制限をかける」といったように、一部制限が設けられています。

また、データ容量無制限と書かれていても「1ヶ月あたり100GBまで」と決められているプランもあります。

ほとんどの場合、データ容量が「完全無制限」ではなく「実質無制限」となっている点は知っておきましょう。

ただし、普通にインターネット・SNSを閲覧したり、動画を視聴したりするだけであれば、上記のデータ容量を超えることはほとんどありません。

リモートワークで常にWi-Fiを利用する方など以外は、データ容量が無限ではないことを特に気にする必要はないです。

持ち運びWi-Fiの制限に関しては、下記の記事で解説しています。

充電が必要

持ち運びWi-Fiを利用するためには、ルーターを充電する必要があります。

そのため、外出先などでルーターの充電が切れるとWi-Fiを利用できません。ルーターによって個体差はありますが、駆動時間は4時間程度です。

持ち運びWi-Fiを外出先で長時間利用する場合は、モバイルバッテリーを持ち歩き、充電切れを防ぐことが大切です。

持ち運びWi-Fiがおすすめの方

持ち運びWi-Fiがおすすめの方

持ち運びWi-Fiは、ホームルーター・光回線にはない特徴が多く、誰にでもおすすめできるルーターではありません。

下記の項目に該当する方であれば、持ち運びWi-Fiの利用に向いていると言えます。

持ち運びWi-Fiがおすすめの方

  • 外出先でも安定してインターネットを利用したい方
  • 1週間~1ヶ月の短期利用したい方
  • 単身赴任・出張が多い方
  • Wi-Fiをすぐに利用したい方
  • 光回線の工事ができない物件に住んでいる方
  • スマホの利用料金を節約したい方

安定した通信環境を求める方・データ容量を気にすることなくWi-Fiを利用したい方などは、持ち運びWi-Fiの利用に適していません。

持ち運びWi-Fiの選び方

持ち運びWi-Fiの選び方

持ち運びWi-Fiとひと口に言っても、利用するサービスによって通信環境は若干異なるため、下記のポイントに注目しましょう。

持ち運びWi-Fiの選び方

  • 通信速度
  • 対応エリア
  • 料金
  • 契約内容(契約期間・解約違約金の有無)

上記4つの項目の、どのような部分に注目すべきかを紹介します。

通信速度

持ち運びWi-Fiを選ぶ際は、通信速度に注目しましょう。

いくらルーターの代金・月額料金が安くても、通信速度が遅いとインターネットを快適に利用できません。

通信速度を見る際は「bps」に着目してください。bpsの数値が高いほど、通信速度が速いことを意味します。

インターネット・SNSの閲覧やYouTubeの視聴(高画質)がメインであれば、20Mbps程度の通信速度を安定して出せる持ち運びWi-Fiを選ぶと快適に利用できます。

なお、各キャリアの最大通信速度は条件が揃ったときに達する理論値です。

理論値と実測値は利用環境によってギャップがある可能性が高いため、通信速度を基準とする際は「みんそく」などの実際の利用者の声を参考にするとよいでしょう。

対応エリア

対応エリアを確認することも、持ち運びWi-Fiを選ぶうえで欠かせません。

利用するサービスで使っている回線の基地局数によって対応エリアは異なります。

基本的には、NTTドコモ・KDDI(au/UQモバイル)・ソフトバンク(ソフトバンク・ワイモバイル)などの大手キャリアおよびサブブランドのカバーエリアは広く、後発の楽天モバイルは若干エリアが狭い傾向です。

また、海外出張などが多い方は、海外の対応エリアもチェックしましょう。

持ち運びWi-Fiによっては、海外が対応エリアに含まれていないことがあります。

海外でも利用できるのかがわからない場合は、利用するサービスに相談してみてください。

料金

キャリアによって持ち運びWi-Fiのルーターの値段・月額料金は若干異なります。

利用するサービスによっては、A社とB社で月額料金が1,000円以上変わることがあります。

そのため、持ち運びWi-Fiを契約する前に、利用したいサービスで月々いくらかかるのかを調べることが大切です。

利用したいサービスの料金を比較する際は、キャンペーンやサービスなども含めて、実質の月額料金を把握しましょう。

キャンペーンやサービスによっては、「ルーターが無料で手に入る」「月額料金が安くなる」「乗り換えでキャッシュバックが得られる」など、お得に持ち運びWi-Fiを利用できるかもしれません。

契約内容(契約期間・解約違約金の有無)

持ち運びWi-Fiを契約する際は、契約内容についても必ず確認してください。

契約内容によっては、契約期間に1〜3年の「縛り」があるケースが見られます。

縛りがある契約で期間内に解約すると、月額料金とは別に数万円前後の解約違約金がかかります。

短期間のみ持ち運びWi-Fiが必要な場合は、最短1日から利用できる短期間のレンタルサービスもしくは1ヶ月単位の支払いで契約期間に縛りがないプランがおすすめです。

例えば、持ち運びWi-Fiの利用期間が1週間〜1ヶ月程度であれば短期間のレンタルサービス、2ヶ月以上であれば1ヶ月単位の支払いで縛りがないプランを選ぶとよいでしょう。

おすすめの持ち運びWi-Fi

おすすめの持ち運びWi-Fi

下の表は、先述した選び方を参考に選出したおすすめの持ち運びWi-Fiです。

利用するサービスによって特徴が異なるため、契約する前に確認しておきましょう。

スクロールできます→

サービス 最大通信速度
(下り/上り)
料金 契約内容
UQ WiMAX 2.7Gbps/183Mbps 4,818円 ギガ放題プラス
Broad WiMAX 2.7Gbps/183Mbps 2,090〜4,708円 ギガ放題プラスDX(3年プラン)
ソフトバンク(Pocket WiFi 5G A101ZT) 2.4Gbps/110Mbps 5,280円 データ通信専用50GBプラン
au 2.7Gbps/183Mbps 5,458円 モバイルルータープラン 5G
ドコモ(SH-52B) 4.2Gbps/218Mbps 7,315円 5Gギガホ プレミア
楽天モバイル 150Mbps/50Mbps ※2 0〜3,278円 Rakuten UN-LIMIT VI

※価格はすべて税込表記

※楽天モバイルで契約できる「Rakuten WiFi Pocket」のベストエフォート数値 最重要視する項目によって、適した持ち運びWi-Fiは異なります。例えば、通信速度を重視する場合は、WiMAX(au)・ドコモ、料金の安さを重視する場合は楽天モバイルがおすすめです。キャンペーンの有無は利用サービスによって異なるため、持ち運びWi-Fiを選ぶ際にあわせてチェックしてください。

おすすめのサービスについては下記の記事で詳しく紹介しています。

慎重に比較して持ち運びWi-Fiを選ぼう

持ち運びWi-Fiは、場所を問わず利用できるルーターです。

手軽に利用できる・月額料金が安いなどのメリットがあるため、多くの方から人気を集めています。

持ち運びWi-Fiを選ぶ際は、スペックを見るだけでなく、最重要視する項目からキャリアを選択することが大切です。

持ち運びWi-Fiの一つ「UQ WiMAX」の利用を検討している方は、「GMOとくとくBB」で契約することがおすすめです。

GMOとくとくBBで契約すると、UQ WiMAXが月額2,079円〜利用できます。

条件によっては最大で2万円のキャッシュバックが得られる点も魅力です。

お得にUQ WiMAXを利用したい方は、ぜひGMOとくとくBBから契約してください。

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本記事では、「プロバイダー」「プロバイダ」の表記を「プロバイダー」に統一しております。
GreenEchoes Studio代表 河村 亮介
通信費節約の専門家兼「グリーンエコーズスタジオ」の代表として、回線系WEBメディア「GreenWaves」の企画運営執筆を担当。回線系サービスに関する深い知見を活かし、さまざまな媒体にて執筆や監修など活躍中。
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